★サンチャゴ巡礼日記

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2003年09月27日
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カテゴリ: サンチャゴ巡礼2003
いま神渡良平さんの『星降るカミーノ~魂の旅路』を読んでいます。

なぜサンチャゴに巡礼するのか。もとは聖ヤコブの墓を詣でることに「ご利益」を求めていた側面もあるようです。けれども現代に至り、人は「なんのために生きるのか」を考えるために歩くようになった、と著者・神渡良平さんは書いています。ただサンチャゴ・デ・コンポステーラを訪ねることだけが目的なら、わざわざ歩くまでもないのですから。

フランス、カナダ、ドイツの巡礼者と話したとき、だれかがいいました。
「サンチャゴへの道では歩くことと寝ることしかすることがない。考えなきゃいけないことがすごく少ないんだ」
するとみんな「そうそう」とうなずいていました。

日常の雑事はいっさいありません。どうでもいいことにわずらわさられることなく、考える時間はたっぷりあります。そういうとき人間は「わたしはなんのために生きているのだろう」「自分はなにをしたいのだろう」という根源的なことを考え始めるのかもしれません。

『星降るカミーノ~魂の旅路』はカミーノを歩いてみたい人には参考になる本です。自分の体験と重なる部分がなつかしい。わたしも去年出会ったイギリス人のジョンさん(6月12日の日記参照)が写真入りで紹介されていました。今年もキャンピングカーで巡礼者を助けているようです。





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最終更新日  2012年03月10日 18時39分03秒
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Re:なんのために生きているのだろう(9/27)  
『余計なものは混乱と心配のもと。』…ホントですね。<br>引越しが間近なのです。<br>改めて見ると、今あるものの1/3は無くても困らないものです。<br>ううん、1/2かもなぁ。。。<br><br>背負う荷物が多すぎると、いかに楽に歩くかに気を取られて、景色を見る余裕なんてきっとなくなりますね。<br>1日の終わりにはすっかり疲れ果て、感謝することも忘れてます。<br>小さな思いやりを感じとることも出来ず、<br>自分と向き合うことも当然出来ず。。。<br><br>捨てるものは多いけれど、それで得るものはそれ以上なのかもしれませんね!<br><br>…と思いつつ、右から左へとそのまま荷造りしていますが。 (2003年09月28日 12時00分42秒)

Re:なんのために生きているのだろう(9/27)  
私のウェブサイトに来ていただきありがとうございました。<br>以前、お伺いしたことがありますね。<br>私は世界中の人々の健康と人生に夢と希望を与える伝道師です。<br>これからも、よろしくお願いいたします。 (2003年09月28日 15時44分52秒)

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