ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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July 2, 2008
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カテゴリ: 翻訳
「空飛び猫」に続いて、「大きな森の小さな家」を翻訳しました!
今回も、勉強になったところ、疑問に思ったところがいくつかありました。

まず1つ目は「英文の細かいところまで読み取れていない」ということ。
(英文)Soon the snow would come.Then the log house would be almost
     buried in snowdrifts, ~.
 (訳文)やがて、雪も降るでしょう。そうなったら、この丸太の家は、吹きだまりの
     雪に埋まってしまうことにもなりかねませんし、~。
 ( 私 )まもなく雪が降り始めます。そうなると丸太でできたこの家は雪に埋もれ、~。

  私の訳では、「~かもしれない」という「would be almost」の意味が反映されていません。
  「would」のみだったら私の訳でもいいような気がしますが、「almost」が加わる
  ことにより、雪に埋もれることの不確実さが増している気がします。それを読み取って、
  訳に反映させるべきだったかな、と思いました。

(英文)On the piece that he cut out he fastened leather hinges; then he fitted
     it into place, ~.
 (訳文)その戸に皮のちょうつがいをつけ、切り取った穴にきちんとはめ込み、~。
 ( 私 )その切れ端に父さんは皮の蝶つがいを取り付け、元の場所に戻しました。


  中が洞になっている丸太を立てて置き、下のほうから戸にするための小さな切れ端を
  切り抜き、それにちょうつがいを取り付けてから切り取った穴に戻す、という場面。
  私の訳では「fit」の意味が反映されていません。
  ただ単に「元の場所に戻す」というだけならば、「fit」という単語を使わなくても
  いいはず。単語の持つニュアンスを無視して訳してしまいました。


これくらいのことって、雰囲気でなんとなーく読んでると、つい見逃してしまいます。
翻訳と読書では、全然読み方が違うんですね。
きちんと読んでるつもりだったけど、まだまだ甘かったみたい。


ほかに2つ、勉強になったところ、疑問に思ったところを書くつもりでしたが、
ちょっと時間がなくなってきたのでここまでにしておきます。
続きはまた後日!





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Last updated  July 3, 2008 12:08:19 AM
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