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月曜日の平日・19時に横浜へ行くということは、はっきりいって
ギャンブルをするようなものだということはわかっていました。
去年か一昨年もこんなギャンブルをしました。
確かそのときのピアニストはアルゲリッチだったと記憶しています。
17:40に会社を出て、18:16新橋で東海道線へ。たぶん何とかなるだろうと満員電車のなか開き直りました。18:56、みなとみらいホールの2F席に着席。。。
<ラファル・ブレハッチ ピアノ・リサイタル>
バラード 第3番 変イ長調 op.47
24の前奏曲 op.28より No.1-No.12
ポロネーズ第7番 変イ長調 op.61 幻想ポロネーズ
-----***----
3つのマズルカ op.50
ピアノソナタ第3番 ロ短調 op.58
(アンコール)
マズルカ op.17-2
小犬のワルツ
マズルカ op.17-4
このプログラムのみで、全国12箇所でコンサートで松山→福岡→浜松→横浜で4つ目。
私自身、ブレハッチのコンサートは今年1月以来、2回目。
ショパンのコンサートは多く聴きますが、この人ならではのプログラムのような感じもします。
ポロネーズ・マズルカ、ポーランド人の持つ、リズム感、楽しめます。
ちょっと空席も目立ちましたが、熱心な聴き手も多かったようにも思います。
明るい目のクリアな音は陰影のある内声があるおかげでよけいに光を射すように感じます。
歌のある旋律があったとおもえば、たたみかけるように情熱的な演奏、
たとえば、プレリュードの11曲目→12曲目、ソナタ3楽章→4楽章、のようなところ、
変わり身の早さも鮮やかで息を呑みました。
頭のなかでぐるぐるまわっているのは、幻想ポロネーズ。
この曲は、私自身コンサートで、たとえば遠藤郁子さんやラローチャの引退コンサートとか、
もう人生の後半や終盤の人がいろんな思いを込めた演奏に感動したイメージが強かったのですが、20過ぎの青年の語りかけるようなフレーズを聴いて、
ちがった意味での幻ポロを知った感じです。
音に対する深さはあまり感じなかったのですが、あまりに情熱的な音で圧倒されました。
そんなこともあって、ベートーヴェンの熱情やテンペストやテレーゼあたりの中期ソナタや、
シューべルトのppとffの対比が極端な最後のソナタとかブレハッチが弾いたらどんなだろうとか、ちょっと想像してしまいました。
終演後、サイン会がありました。エキエル版の楽譜をもってきている人、ずいぶんいました。
私はそこまで頭がまわらず、当日買ったプログラムにサインしていただきました。
かなりの人がサインの行列に並んでいましたが、ブレハッチの家族に見守られて、
黙々とサインしていました。
このコンサートで 華道のカリヤザキさん、またお見かけしました。
今年、一緒コンサートになるの、3回目かなあ・・・。
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