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このあいだ椿山荘の前に文京区のコミュニティバスが偶然来まして乗りました。地下鉄の駅だったら、どこでもいいので、最初にとおるところで降りますと言ったら、目白通りを通って護国寺の駅まで行ってくれました。
護国寺の駅は、ピアノのレッスンへあわてて行ったとき、この駅で降りて、講談社の前にぜったい停まっているタクシーに乗って、教室へ駆け込んだこともありました。もうそんなことはしなくなりましたが、テンパっていた時代もあったものです。
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その次の日、銀座の書店で、偶然、林真理子さんの講談社の現代新書があったので、久々に手に取ってみました。この方の週刊文春のエッセイにはかつて大変お世話になったなあということを思い出しながら。。。
もう18年前になりますが、北京に駐在していたときのこと。日本語の文章を読むのにたいへん飢えていた時期がありました。自宅のアパートの前に長城飯店、英語名ではシェラトンホテルがあったのですが、そこへ土曜日の午前中に週刊誌を買いに行くのが楽しみだったことあります。どういうわけか日経新聞は1部500円、週刊文春は1部1000円ほどの効果なものですが、それでも楽しみにしていました。週刊誌が1000円となると、読み方も変わるもので、ほとんどのエッセイも読み、クロスワードパズルまでやり、写真やニュースは拝むようになり・・・・というありさまでした。林真理子さんのエッセイはまだ続いているのかと思いますが、見開き2ページに綺麗におさまる文章をよく書かれていました。あるときその見開き2ページの分量に関するエッセイがあり、最初は長くなったり、尻切れトンボになったりというのがあったそうですが、だんだんほおっておいてもそれくらいの長さというのがわかるようになり、おさまるような文章が書けるようになったとありました。これも訓練のたまものとは思うものの、そういう風になりたいものと思うようになりました。
こちらのブログも当初10分1500字でというのが、一応の目安にしようということにしていますが、上記の内容にもたいへん影響受けています。
見開き2ページのようなもので、起承転結があるようなピアノの小品も、いろいろ弾きましたが、前にも弾いていた曲もいくつかやりなおしたいです。最近そう思うようになりました。
シューベルト 即興曲D889-3 Op.90-3 ピアノ:マリア・ジョアン・ピリス http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=DxRrMLnJq2M&NR=1
よく聴いたピアノのCDにひとつです。
ブレンデルのものもよく聴きましたが、ピリスの演奏好きで、本当によく聴きました。
CDは横浜みなとみらいホールの楽屋で書いてもらったサインがあったりで自分のなかではお宝です。このピアニストいなかったら、わざわざポルトガルまで旅行しなかったとも思いますし。何がめぐり合わせになるのか、よくわかりません。
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