PR
キーワードサーチ
フリーページ

ネコのオーケストラの写真を眺めていて、すっかり癒されています。
南麻布4丁目の慶応幼稚園とかフランス大使館が地図でみればすぐ近くにあるホール。
台風が来ているころに広尾から歩いて行けるところを、歩いていて風で飛ばされないようにと満を持して、青山一丁目まで地下鉄で行き、外苑西通りを下っていくようにタクシーに乗ってたどりつきました。
今日の夜、NHKミュージックポートレイトという番組で、むかしのみんなの歌で、「おお牧場はみどり」という歌があったと、阿川さんが紹介されていましたが、この歌を作られた平井康三郎さんのピアノだったというものが、南麻布の会場にはありました。
メヌエットを弾く会だったので、 超くるしまぎれだったかもしれませんが、
フランス組曲3番のメヌエットをちょっとだけ弾かせていただきました。
自分自身バッハを弾くことはほとんどありませんが、そういう刺激を受けて、
曲を選んだり、調べたりしているのかもしれません。
テトリスのゲームのBGMがこの曲・・・ということも気に入ってしまいました。
●
弾きたい曲は、なんでしょうと、よくそういう話になったりしますが、
あれを弾けこれを弾けというせんせいには大人になってからいなくて、
たいてい、これを弾きたいといって、持っていっている状態。
20年以上、コンサートでピアニストを聴いているなか、ピアニストのレパートリーが
面白いなあと思うこともしばしばです。
特に印象に残ったのは、2010年のショパンイヤー、シューマンイヤーと言われた年のこと。誰が何を選ぶかということに興味わきました。ショパンコンクールを優勝したことのあるツィメルマンとダンタイソンが、舟歌とソナタ3番を同じように選んだのも面白かったですし、シューマンとショパンを同じ日のプログラムに入れる人はキーシンはしましたが、そういう人は限りなく少なかったとか、ぱっと思いつくだけでも、いろいろ思いだしてしまいます。
グレングールドとかホロヴィッツのどういう作品が興味があって、弾くとか弾かないとか、インタビューの映像聴いたことありますし、10年ほど前、内田光子さんがサントリーホール小ホールで講演会とかでしゃべりまくったのも聴いたことありますが、重要視する作曲家というのは、本当にひとそれぞれなのだなあと。40代でこれを弾きたい、50代でこれを弾きたい、死ぬ前にこれを弾きたいとか、年を重ねるたびにイメージされているのもおもr白いものだと感じたりしました。
ブレンデルの引退数年前くらいからのコンサートプログラムは、何を弾くのか、ホームページで、確認するのも楽しみの一つでした。数あるなかから曲をしぼって、集中的に1年間弾き続ける・・・、こういうのもかっこいいなあと思ったりもしました。
●自分の話にもどりますが、せいぜい1週間でピアノさわれる時間も限られているし、1年に2曲か3曲弾ければいい程度にしか思わなくなりました。かぎりなく丁寧に弾けるようになればいいかと。レベルははるかにちがってもどこかのコンサートピアニストにやっぱり刺激を受けているのかもしれません。
それから、家にピアノを購入した15年ほど前に、ジュリアード音楽院へ行くような小学生がどんな曲で練習しているとかの本も衝撃的に刺激を受けたように覚えています。そこで、シューマンの幻想小曲集やシューベルトの即興曲とかメンデルスゾーンの無言歌集や、ハイドンやモーツァルトのソナタが、いい具合に使われていることを知り、日本の国にある音楽教本とは何ぞやと・・・問題提起した音楽学の先生もすごいなあと本当に思った次第でした。
ドイツやオーストリアに何度か旅したとき、楽譜のある本屋さんを偶然見かけたりするのが楽しみだったりするのですが、どうしてこんなにおいているものが同じでないのだろうと、素朴な疑問を持ったり、不思議なことを見聞きしているのも、まんざらではないものだと思うようになりました。
http://www.youtube.com/watch?v=-LXl4y6D-QI
今日は中秋の名月で、満月でという日。
振替になったピアノレッスンの帰り、ぼんやりと駅へ向かう途中月を眺めていました。
よかったです。
カレンダー
ひっぷはーぷさん
SEAL OF CAINさんコメント新着