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昼下がり、表参道の界隈をのんびり散策していました。
地下鉄の出口を出て、ときどき行く楽譜屋さんがあったので、いろいろ眺めていました。
ここの楽譜屋さん、銀座の某店より、人通りが少なく、のんびり立ち読みでき、さらに品数が多いので、銀座で見つからなかったものでここで見つけたもの在庫があったものとか、過去にも経験しており、結構重宝しております。
きのう、友人のお宅に遊びに行ったときに、BGMでかかっていたのですが、そこでの楽譜が見てみたくなり、リャードフの楽譜を見ていました。
曲集やらピースやらいろいろあったのですが、よくわからなかったので、素朴な質問をしたのですが、自分が調べたのと同じ結果しかやっぱりかえってきませんでした。
それでも1988年に発行された楽譜の日本語の解説の、
「・・・技巧的な練習の痕跡を残さないこと、できるだけ自然に、無用なアクセントやテンポ・ルパートはつけないこと・・・」という文章にたいへん心が響きました。
この作曲家に限ったことではなく、技巧的な練習の痕跡を残すような演奏する方は、私自身もあまり好きではなく、共感しましたので、一票を投じるように、自分にも肝に銘じようと、持って帰ることにしました。言い回しが絶妙であやかりたいです。
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楽譜屋さんをほどなく出たところに、ハチ公バスのバス停があり、NHKホールまで歩くのはちょっと遠いなあとおもっていたところ、
渋谷区役所経由、渋谷行きという100円で行けるルートだったので、乗っていくことにしました。表参道ヒルズでも原宿でもお客様は次から次へと増え、結構満員の状態で渋谷区役所まで行きました。
NHKホールは、開館40年の看板が大きくでていました。1973年(昭和48年)からで、
東京文化会館の50年というのとともに音楽業界の歴史をささえているのだと改めておもいました。
NHK交響楽団の定期演奏会を今日はやっていまして、
ブラームスチクルスをやっている最中でした。
1500円の自由席券で、
ブラームス2番・3番と、めったに続けてやらないプログラムに恵まれました。
指揮者はブロムシュテット。
はじめておめにかかったころは、サンフランシスコ交響楽団の指揮者だったとおもいますが、20年経っても元気いっぱい、歯切れのいいブラームスを堪能できました。
ブラームスの交響曲を聴いたときは、生きていてよかったと思うことと多いのですが、
今日もそういう気分にひたれて何よりでした。
http://www.nhkso.or.jp/index.php
コンサートで3番を聴いたのは、本当に久しぶり、この季節にはいいですね。
BGM:ブラームス交響曲第3番 第3楽章
http://www.youtube.com/watch?v=1trE3ms3AGo
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