PR
キーワードサーチ
フリーページ

夕暮れ時、バスで東京駅にむかうときに、隅田川を渡る橋では、永代橋の青い色をじっと見ていることもあります。まだ日が沈むのは遅いですから、少し仕事をしてからでないと、こんな風には見えません。
この青い橋の通り沿いに、いることになりました。
自分自身はだまって整骨院では座っているだけなのですが、静かになっているBGMを聴きながら、
読書でもと思って、たまたま鞄にはいっていた、曽野綾子さんの「人間の分際」という本を眺めていました。
・「やればできる」というのは、とんでもない思い上がりという項目があり、世の中の行き過ぎていることとかを、言われる内容、時として多く、さいきん、この方の著書は気にすることが多くなりました。
BGMは、鳴っているようで、聞こえていないくらいがちょうどいい、と、ホテルの人に2年ほど前に教えていただいたことありますが、突然知っている曲が流れると、今日のような日であろうが、人間ドックの途中であろうが、会社のセミナーの待ち時間であろうが、聴いてしまうことが多いのです。
BGM: メンデルスゾーン 無言歌集 岸辺にて Op.53-1
https://www.youtube.com/watch?v=iebgv-pNazA
とつぜん、こんな曲が流れていました。いろいろなことを思い出してくれる曲でもありますので。ものすごく聴いてしまいました。
無言歌集のCDを初めて買ったのは、アンドラーシュ・シフのものでしたが、1曲目がこれで、
すっかりはまってしまいました。
それから、田部京子さん、ペライア、ダン・タイ・ソン・・・・、CDも買い、コンサートも行き、サインももらい
という感じで、演目にあれば、聴きに行くという感じでした。
op.53-1の岸辺にてと、op.53-2の浮き雲と、セットで弾いている時期が10数年前にありましたが、
精神的にはあまりいい時期ではなく、そんなこともあったりしました。
名古屋の電気文化会館というホールで、仕事の徹夜明けに、発表会ああって。確か弾いた記憶あります。
よけいなことを考えずに弾いたときのひとつだったかもしれません。
最近、弾く人、少なくなったなあと、つくづく思いますが、ピアノ弾く方からみれば、
つまらない曲集なのでしょうかね。ちょっと残念な気もしますが・・・。CDショップに行ってもまともに置いてあるのかと思ってしまうこともありますので。無味乾燥な練習曲やるよりよっぽど練習曲だと信じて疑わないひとりです。
●今日は、整骨院という不思議な場所で、偶然この曲が聴けたのはよかったことにしようと思っています。
カレンダー
ひっぷはーぷさん
SEAL OF CAINさんコメント新着