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急に思い立ったように、数日前にチケットを受け取りにサントリーホールに行ったばかりですが、このリサイタルでした。日曜日スタジオでピアノ弾くのを待っていたとき見ていた雑誌が音楽の友で、ツィメルマンの大特集でして、そこから、こんな展開になりましたが、そうなって本当によかったと思っています。
オール・シューベルト・プログラム
7つの軽快な変奏曲ピアノソナタ第20番イ長調 D.959
ピアノソナタ第21番変ロ長調 D.960
この2つのソナタを続けて聴くのは、初めてです。
普通なら日を分けるのがふつうなくらいですが。
それにしても、冬の寒い日のように、ぴーんと張りつめた空気のなか、
ホールの聴衆も真剣そのものという感じで、めったにないくらい集中して聴いていました。
いつまでも演奏が続いてほしいと思うほど、美しい音が鳴り響いていました。
本当にすばらしい時間でした。
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ピアノをヨーロッパから運んできてまで、2か月日本に滞在してのリサイタル。
今回は、こんな感じのツアーのようです。
2015
倉敷→西宮→柏崎→所沢→東京→名古屋→仙台
2016
上田→横浜→水戸→東京→大津→武蔵野
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最近、長い大曲を弾くピアニストは楽譜を置いて演奏することが多くなったような気がします。
今日もそうでしたが、ポリーニがバッハの平均律2巻を全部弾いたときも、バレンボイムがディアベリ変奏曲を弾いたときも、藤井一興さんがメシアンの全曲弾いたときも。
それで音楽が深くなるのであれば、そのほうがいいと思います。
クララシューマンが譜めくりストを雇うお金がなく、それで暗譜して、そこからはじまったとかいうのは、あったようですが、21世紀になったら変わればいいような気もします。
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サントリーホールは30周年ということで、いつもとちがった景色も見えました。
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