その3・南怡島

春川・明洞通りを後にして、ドラマの中でキャンプの待ち合わせをした「春川駅」へ。

道中、高い塀と有刺鉄線が続くので何かと思ったら軍隊の基地があるそうです。道理でやけにヘリコプターが低い位置を飛行していると思った。
そうなんです、ここから数十キロのところには非武装地帯があるんですよね。ロマンティックな話ばかりではないということでしょう。



ここが春川駅正面出入り口。韓国の国鉄「京春線」の終着駅です。

春川駅前


ドア付近のガラスにはやはりポスターが!

春川駅でのポスター


ふと駅舎の横に目をやると大勢の軍服姿の若者が。
公衆電話に群がっているところをみると家にでも電話をしているのでしょうか?
韓国では徴兵があるのでほとんどの若者は2年ほど軍隊に入ります。20歳前後の貴重な時期を軍隊で過ごすのも可哀相な気もしますが、ここで鍛えられて一人前の韓国男子になるんですよね。

春川駅前軍人



さあ、それではメインイベントの南怡島(ナミソム)へ。
意外なことに南怡島は春川市内からずいぶん遠くにあるのです。ドラマでは近所のようなイメージがあったのですが。
そういえばユジン達の通っていた高校も実はソウル市内に存在するという。そうか~、ロケ地はあちこちにあるんだな~。
いろいろ勉強になります。

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は~るばる来たぜナミソムへ~♪と思わず口にしてしまう。
by サブ北島。

春川駅から約20分。着いたところは「加平」(カピョン)という街に程近い人工島(らしい)「南怡島」。韓国語では「ナミソム」と発音します。今までは「島」は「ド」と発音すると思っていたのですが「ソム」とも発音することがあるのですね。やはり勉強になります。
韓国で買った全国道路地図によれば行政区域としては乗船場は加平、島は春川市のようです。


入口ではタクシーにもかかわらず「入場料」と称して代金を徴収する爺さんがいました。しばし運転手の李さんと口論(?)の末、結局支払うことに。これはこっち持ち。ま、400円ならばいいかな。


駐車場で李さんには待っていてもらって船着き場へ。
ちょうど出発した直後だったので15分ぐらい待つ羽目になってしまいました。

ナミ島乗り場


南怡島へは船で約5分。
上陸するとヨン様御一行がお出迎え♪

ナミ島案内ポスター


案内板。
下の部分には「冬のソナタ」の名場面集が。

ナミ島案内看板


そしてその横にはもうお馴染みになってしまったポスターが。
現地で見るとより一層感慨深いものがあります。

ナミ島ポスター


歩くと結構長い。
有名な木立はどこだ~?と歩いているといきなりダチョウの群れが!!

ナミ島のダチョウ

なんと放し飼い!もしかして撮影の時も近くにはダチョウがいたのかも。撮影中に入り込んでくることもあったのでしょうか?


またしばらく歩いているとなんとなく見たことがあるような光景が!もしかしてこれか?あの自転車を二人乗りしていた場所!?
ホント、感激しちゃうな~。嫁さん以上に興奮している自分がいました。

ナミ島木立1

いや~、我ながらナイスショット!
この木立の先にはユジンが「右足、左足・・・」と歩いた倒木があります。今では傷みが激しいとかで半分に切り落とされていましたが。


ここは「恋の家」という休憩所。名物の弁当を食べている人達が数人いました。
「冬のソナタ」のポストカードなんかも売っていて「売店喫茶」という感じ?狭いのが気になりました。

ナミ島恋の家


休憩所内には出演者やスタッフのサインがありました。どれがヨン様?

ナミ島サイン


売店コーナーで見つけた「ポラリス」のネックレス。
せっかくなので嫁さんにプレゼント。

ナミ島ポラリスネックレス


それにしても疲れる。日頃の運動不足がこんなところで露呈するとは。
子供達は「早く帰ろうよ~!」と先を走る。

ナミ島帰りの木立


帰りの船はタイミング良く、出発直前でした。これで行きのロスは挽回できたでしょうか?
ほんの数十分の滞在でしたがなかなか面白かったです。できればもう少しいたかったですね。

さらばナミソム。もう来ないであろう。(わからんが)
もう一度言おう、さらばナミソム!!

[その4へひっそりと続く]


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