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ぽくまま*
自閉症ぽっくんとその家族の他愛もない日常の日記
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2009年01月17日
カテゴリ： ただの日記
あれから、光明池まで２回一人で行きました。
光明池まで行くには乗り換えが必要です。
一度も練習なしで、何番線に乗るのか、切符はどうやって買うのか など
口頭での説明だけで、ちゃんと行って、買って、帰って来れました。
利用するそれぞれの駅に電話をして、あらかじめ運賃やホームの番号や
停車する電車の種類などを確認してからぽっくんに説明しました。
それから、電車内や駅で暴れないことや、大きな声でしゃべったり歌ったりしないこと
物を振り回さないことなどを毎回約束します。
なのに、ぽっくんは路線図や各路線の駅の名前や並びをよく知っていてビックリしました。
得に六年生になってから、日本地図が大好きで、よく地図帳を眺めています。
どこかの地方の町の名前やら、全国の高速道路の名称など
全部は知らないと思うけど、よく知ってて感心します。
先週の連休に、高知県のおばあちゃんの所に行ったのですが、そこで
「ぽっくんに19〇〇年の〇月〇日は何曜日？って聞いたらだいたい答えられるよ」
という話をして、みんなでぽっくんにカレンダークイズを出して遊びました。
何年か前や先の曜日まで正確に答えられ、しかもほぼ即答。
10年ぐらい昔のことを聞くと、やや時間がかかるけど（それでも数十秒）
その時、ぽっくんの頭の中ではいったい何が起こっているのか不思議です。
小声でぶつぶつ言いながら、何か計算してるようにも見えるし
もちろん高知の親戚たちは、そんなぽっくんの特技にビックリしていました。
あと、西暦を昭和や平成にパッパと変換することも出来ました。
それから「干支」も「星座」も。
「大正13年の干支は何？」
と、おばあちゃん（ぽっくんのひいばあちゃん）の生まれた干支を聞いた時も
なんで大正時代まで知ってるんやぁーーーー(◎o◎)
こんな特技があってもそれを活かした職業なんてないけど
日常生活ではけっこう便利です（笑）
カレンダーがなくても、前後一年ぐらいなら確実に覚えてるから
とっさの時はいつもぽっくんの頭のカレンダーをあてにしています(^∀^)
それから、日記帳も頭にあるので、何年何月何日に何をした？ってのも
ぽっくんに聞けば、ぽっくんが知ってることならだいたいあってるので便利です。
でも、全く自分の興味のないことは覚えてません(^_^;)
そりゃ、普通自分に関係ないことや興味ないことは自分の日記帳には書かないもんね。
例えば、最後にカラオケに行ったのは何年何月何日で誰とどこに行った時か？
とか
〇〇レンジャーのプラモデルが初めて店頭で発売されたのは何月何日か？とか。、
毎年のそれぞれのレンジャーを覚えてたり。
予定も、次のＯＴはいつだったか？とか
何ヶ月か先のことでも覚えてる。
私は自慢じゃないがすぐに忘れる人なので助かるけど
聞かないと教えてくれなかったりするので
その予定があることさえ忘れてしまう私は、ぽっくんに聞くことも忘れる…
ぽっくんも事前に教えてくれたらいいのに
予定のその時間になって言ったり、その日の終わりに言ったりするから
あまりあてにはしないほうがいいみたい。
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