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2006/08/05
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東北の夏祭りの代表格は青森ねぶた。

ねぶたが灯篭行列をする起源にはいくつかの説があります。
1.坂上田村麿が敵(津軽の荒夷)を大灯籠でおびき寄せて騙まし討ちにしたというもの。
 根拠の全く無い唯の伝説です。史実に合わないということで田村麻呂賞の名称もなくなりました。
2.弘前藩初代為信が京雀を驚かしてやろうと1593年の盂蘭盆会に大灯篭を作って京都市中を練り歩いたとするもの。
 「津軽偏覧日記」が根拠ですが、この文書は1793年編纂のもので前200年間に他の記録がありません。噂好きの京雀ならば日記にでも書いているはずです。
3.弘前藩5代信寿の時代に弘前に移住した京都の職人が盆灯籠を飾っていたものを城下で真似たというもの。
 弘前藩の「津軽秘鑑」に、1713年(正徳年間)に弘前で「ねふた」を出したとあるらしく、また、「御国日記」には、1722年(享保年間)信寿の指示で「祢ふた」を出させ見物したとあり、このときねぷた流しからねぷたが独立したと思われます。

ねぶたそのものは古来からの七夕、眠り流し行事で、ねぶた、ねぷたの語源が「眠たい」というもの。方言ならば青森、下北が「ねぶた」で弘前中心の津軽が「ねぷた」という理由付けもしっくりします。また、お隣秋田の竿灯祭りも1881年以前は「ねぶり流し」と呼ばれていたそうです。

享保年間には油川(青森市)で弘前を真似て提灯を持って踊ったという記録がありますので、早い時期に津軽領内へ広まったのでしょう。

祭りの提灯も複雑化、大型化していきましたが、弘前は扇型が主流に、青森、五所川原は人形型が主流でした。五所川原は長らく途絶えていましたが、青森の人形型も五所川原の立侫武多のようにノッポだったようです。電線など運行上の規制のため現在のように平べったくなっていきます。


青森ねぶた
http://www.nebuta.or.jp/

弘前ねぷたまつり
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/kankou/shiki/natsu1.html





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Last updated  2006/08/05 04:30:38 PM
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