.

.

はじめに


水や食、健康、環境のことなど、何が体にいいのか、教育についても色々勉強するようになりました。そして、何より自分自身の考え方が大きく変わりました。

 出産した時、多くの人に支えられ、励まされました。
尊敬できる看護師さんや友人との出会いがありました。
産後まもなくは、実家で両親、妹、夫に手伝ってもらいました。
孫を胸に抱く母親の姿を見て、私もこうやって育ててきてもらったんだなあ、これまで温かい家族に囲まれて大きくなったんだなあと感謝の気持ちがいっぱいになりました。
周囲のたくさんの人々に支えられて生きているんだ、自分一人では何もできないんだと気付きました。一人で大きくなったような顔をしてきた自分を反省しました。
そしてこの世に生まれて間もない我が子には、生まれてきてくれてありがとうと感謝と喜びの気持ちでいっぱいで、この喜びをいつまでも忘れずに、大切に育てていこうと決心しました。

 あれから3年。
笑いあり、涙あり、そんなきれいごとだけでは済まされない格闘の日々!?
新生児の頃は、昼夜関係なしに泣く、便器に手を突っ込んでおむつを洗う・・若い頃は絶対そんなこと耐えられないと思っていましたが、母になると何だってできちゃうんですね。
 少し大きくなれば、片時も目が離せず、分別なく何でもやってくれちゃって、家中ぐちゃぐちゃ。
やっとおしゃべりできるようになったかと思えば、「モー」とか「イヤ」とか自己主張のオンパレード。
 そして、育児に関して周囲の声などに、これでいいのかという不安。
両親と子供に関することで喧嘩になることもしばしばありました。
 そして、何より子供の世話に追われて、どこにも出かけられない、おしゃれをする暇もない、自由な自分の時間がない!かといって、特別趣味やしたいことがあるというわけでもない。子供が生活の全てだなんて・・というストレスと焦りが常に付きまとっていました。

 しかし子供をもって気付かされることもいっぱいありました。
日々の忙しさにかまけて、これまで目を向けることもなかった道ばたに咲く花や小さな虫たち、鳥の鳴き声など、自然の命あるもの。遠くでなる船の汽笛やへリコプターやパトカーなど聞こえてくる様々な音など、子供って好奇心旺盛で何でも見て、聞いて、触って、口にして、嗅いで・・
休むことなくどんどん吸収していっているんですね。飽くなき好奇心に感心すると共に、自分も昔、そうやって外で遊んで感じたことや忘れていた感動することを思い出させてくれました。
 そしていつしか、このゆったりと過ごす時の流れに、子供と過ごすこんな生活っていいじゃないか、今までがただ前を向いて突っ走りすぎてたんだ、こんなに子供とべったりできるのもそう長くはない、今子育てをがんばらなくって、いつがんばるんだ?と思い、もっと子供と向き合って、楽しい生活を送って行こう!育児を趣味とするのも悪くないのでは!?と考えが変わり始めました。
そして、育児を通して、新しい自分を見つけていこう、自分自身まだまだ未熟な人格なのだから自分も勉強し、一緒に育っていこうと考えるようになりました。

 子供も3才を過ぎて、やっと少しは心に余裕が持てて、ようやく育児って楽しいなと思えるようになったこの頃であります。
これを期にこのブログをスタートします!!
こんなわたくしの日々の生活での出来事や子供との遊びや学びのようすなどを綴っていきたいです。



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: