マイケルを得たUFOは一気にスケール・アップし、『Phenomenon』('74年)、『No Heavy Petting』('76年)、『Lights Out』('77年)といった傑作を作り上げる。 「Doctor Doctor」、「Rock Bottom」などは、今もハードロック・クラシックとして残る名曲だ。 '79年の『Strangers In The Night』も名ライヴ盤のひとつに数えられている。
そして、ヒプノシスのデザインによるジャケットが印象的なアルバム『Obsession(宇宙征服)』('78年、上ジャケット)は、マイケル・シェンカーが参加した最後のアルバムであり、これまた見逃せない一枚。 特に、ファンの間でも人気が高い「Only You Can Rock Me」は、僕がUFOでもっとも好きな曲だ。
ポップで明るいメロディ、ストレートで爽快な演奏はブリティッシュというよりアメリカン・ロックに近く、80年代ハード・ポップ と思いつつクレジットを見ると、録音場所はアメリカ、プロデューサーは産業ロックの職人ロン・ネビソンとなっていて、思わず納得(笑 シングル発売もされた「Only You Can Rock Me」は、ヒット性抜群のクオリティを持ちながら、チャート的には全英50位とあまりふるわなかった。 だが、一度聴けば頭にのこる"分かりやすさ"と"カッコよさ"がこの曲にあると思う。
骨太でリズミカルなギター・リフからして、ツカミはばっちり。
フィル・モグのブルージーな歌声に対して、メロディはあくまでも陽気でキャッチー。 「Only You Can Rock Me, Rock Me♪」という部分ではポップなコーラスもしっかり入って楽しさ倍増。 このBメロからサビにかけての展開は思わず一緒に歌っちゃう サビ部分での、ギターのバッキング・フレーズもカッコいい~♪