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September 3, 2006

『対話篇』との再会♪

(2)

テーマ：今日はどんな本を買ったの？(800)

カテゴリ：本のしゅうへん

いやー、久々の更新ですねぇ～

放置してる間に、絵文字も新しくなってるし

先月の２５～２８日まで、子ども達のサマーキャンプに
ボランティアで参加してきたのです。
その準備で忙しかったのと、キャンプ中はＰＣから隔絶されていたので、
すっかり更新しないくせがついてしまった
ようやく日常のペースに戻ったかと思えば、もう９月。早いねー。
この間にも、かなり漫画を読んでいるので(笑)、ボチボチ穴埋めします

とりあえず、今日の日記。

食料品の買いだめに、スーパーへ行った帰りだったんですけれども。
重い荷物抱えて、寄り道した甲斐があったというもの。
全ての労苦が報われたじぇぃ

その本とは、金城一紀の『対話篇』。

一昨年あたり、金城さんの本を薦められて、よく読んでいたんです。
基本的に、図書館で借りて読んでいたんですが、中でも心に残ったのが、
この『対話篇』。
「恋愛小説」、「永遠の円環」、「花」という３つの作品が収められた
短編集です。
わたしがこれまで読んできた恋愛小説の中で、もっとも好き、かもしれない。
読み終えてから、機会があれば本屋さんで探していたけれど、なかなか見つからず。

心に引っかかったまま２年近く経ってしまった、という作品。
ようやく出会えたね！

金城さんというと、直木賞を受賞した『ＧＯ』とか、昨年、最新作『Speed』が
刊行されたゾンビーズ・シリーズとかが有名だと思うんだけれども、
ひそかなる名作、というとこの『対話篇』ではないかと勝手に思っちゃったりしてる。

ものがあるんじゃないだろうか
金城さんらしい色はあるのだけれど、とても普遍的な感情を描いているから。

とはいえ、２年ぶりなので、細かいところは覚えていない。
読み返すのが楽しみで、読み終わるのがちょっと淋しい…。
初読では、「花」がいちばん印象に残った。今回はどうだろう？
ちなみに、この「花」は大沢たかお主演で映像化されてます。