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コメント新着
2006年03月08日
カテゴリ： カテゴリ未分類
いつの間にか歩く事を止めていた。
それはどこか、行き止まりにぶつかっているような感覚。
盲目的に、そこにいる事に安心感を覚え、とどまっていたように思える。
狭い空間の中で、上手に生きようとしていたのか。
昨日の自分を越えられず、今日の自分は昨日のままで。
もっと芝居が上手くなりたい。
その気持ちだけがオーバーヒートして、本当に必要なものが見えなくなっている。
今の状態が芳しくない事は、自分でも感じている。
なのに現状から目を背ける日々。
良いんだよ、おれは、どうでもさ。
お前の人生なんだから、そこにいるのはお前の自由だよ。
温もって来た感覚に寄り添いながら、冷たい風に当たらぬように、生きればいいさ。
あんたは今、何を、どうしたいの？
何が正解なのか、あれこれ考えてみるけれど、結果なんか分かりやしない。
半年前のブログを読んでいた。
書き方って言うか、気持ちがだいぶ違っていると思った。
どっちが良いのか。
少なくとも、半年前の日記は前向きで、読んでいて気持ちの良いものだった。
立ち止まっていて、気持ちも中に篭っていた。
だけど、少なくとも、今は、その事に気がつけた自分がいる。
「もっと頑張れ、もっと考えろ、まだまだ足りないよ（笑）」
色々な先生がそう仰います。
知らない領域があるから、そこにいけと、背中を押してくださる。
まだ１年も経っていないのに、分かった気でいた。
これで、芝居が出来るかもしれないと慢心していた。
先輩にもよく、言われる。
「謙虚」
歩く事を止めた時、人は老いて行くんだって。
改めて、実感できた。
それとは対極に感じていること。
期待している自分がいる。
成長できる。
もし、この壁におごる事無く乗り越えることが出来れば、１歩進めるんじゃないか。
そういう事だと思うんだよ、成長するってことは、簡単な事じゃないの。
成長して、また、思い上がる。
それにまた気がついて、進む。
進む事を止めたら、それまで。
怖いのは、自分だとなかなか気がつかないこと。
１人じゃダメだ。
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