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February 17, 2013
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香月遥はピアニストを目指す16才。
火事に巻き込まれ大火傷を負ったが、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。
    ※    ※    ※
平易な文章に難しい言葉が散りばめられているギャップが面白い文体でした。
軽い作品に長セリフは浮いていました。
音楽ミステリーで長セリフだと、第一回このミス大賞の「四日間の奇蹟」を思い出します。
序盤から怒涛の展開で、劇的だねえと目を白黒。
岬先生はプロになれるほどの腕前の持ち主なのに実は…という設定にクラシック音楽が好きな者としては少し白けました。
そんなこと言ってると小説が読めないし、ピアノの上手い男性は私の好みだ。


ピアノのことはあまりよくわかりませんが、音楽の描写に引き込まれました。
ミステリー風味のする青春スポ根小説として読んでいたから、最後のどんでん返しには驚かされました。
レビューを読むと、沢山の人が不自然な描写に違和感を感じ、早々に気がついたそうです。
私は単純だから簡単に騙されていました。

突っ込みどころは多々ありましたが、デビュー作だし、今後の活躍が期待されます。
他の作品も読んでみようっと。





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最終更新日  February 19, 2013 04:45:49 PM
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