東方見雲録

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2024.11.26
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カテゴリ: 文化



日本海新聞 1125

トワライズ 山陰地域文化賞決まる 鳥取「認定NPO法人未来」 島根「波子まちづくり 活性化協議会」
鳥取、島根両県で地域文化の向上に貢献した個人や団体を表彰する「第37回山陰地域文化賞」(トワライズ主催)の受賞団体が18日発表され、鳥取県から倉吉市の「認定NPO法人未来」、島根県からは江津市の「波子(はし)まちづくり活性化協議会」が選ばれた。表彰式は26日、米子市内で開かれる。

 同賞は山陰信販から社名変更したトワライズ(米子市東福原2丁目、古山英明社長)が1988年、創立25周年を記念して創設。受賞者・団体をたたえ、活動資金を贈っている。

 認定NPO法人未来は2004年にNPO法人未来として発足し、ウオーキング大会など県中部への誘客イベントなどを展開。23回目を迎えたSUN―IN未来ウオークは、延べ2千人以上が参加するイベントに成長した。第53代横綱・琴桜を顕彰する琴桜記念館の運営や、2代目・大関琴桜関や十両伯桜鵬関の後援会事務局を務めるなど、地域振興にも貢献。22年に認定NPO法人に認定された。

 波子まちづくり活性化協議会は、人口減少と高齢化が進む江津市波子町で、住民有志によるボランティア活動を契機に約10年前から全員参加型の地域おこしを展開。オリジナルカレンダー制作や家々の屋号を活用した魅力づくり、定住対策、ゲストハウスの運営などに取り組んできた。無人駅になっているJR波子駅に地ビール醸造所が進出するなど、地域活性化の動きが加速している。(加嶋祥代、井川広志)

ウオーキング文化にしたい
 認定NPO法人未来・岸田寛昭理事長の話 「10年続ければ地域の文化になる」と信じて活動を続けてきた。受賞により「ウオーキングを文化にしたい」という当初の思いが認められたと感じる。歩くことで町の良さと同時に課題も見えてくる。「地域と子どもの未来を創造」を活動の柱に、ウオーキングイベントだけでなく、まちづくりにおいても、世界や次世代につなげる活動を進めたい。

地域おこしは「継続」大事に
 波子まちづくり活性化協議会・黒川光憲会長の話 地域おこしをするに当たって、まずは「継続」を大事にして活動してきた。そして「地域力」を上げるために、地域全体で全員が参加するということも大切にしてきた。ここまで取り組みが継続し、地域力向上と数々の成果につながったのは、地元のことを思って活動してきた波子の皆さんのおかげ。皆さんのこれまでの活動に感謝したい。

関連サイト:株式会社トワライズ こちら





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Last updated  2024.11.26 06:50:53
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