東方見雲録

東方見雲録

2026.08.24
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カテゴリ: 教育



受験生に広く共創学部への共通理解があるとは言い難い。イノベーション・コモンズともいい、イノベーションは、新しいアイデアや社会的価値を創造する行為で、市場やサービスだけでなく社会制度や企業など組織など--トルの改革など幅広い分野に及ぶ。そのコモンズ(拠点)を共創学部と呼ぶ。

ただ医学部や理学部、法学部のように、学びや研究の対象が具体的にイメージできない。入学してから学びの具体的対象や方法論を探求する印象だが、外国語を使いながら文理の枠を超えた学びをするという共通項があるようだ。
・・・・
東京都立大学は、2028 年に公立大では初めて共創学部を開設する予定だ。 文理の枠を超えた学びを英語で提供する。入学定員は、日本人学生50名程度、留学生25名程度となっている。授業は英語で、日本人学生には1年間の海外留学を課す。学修状況に応じて数学リメディカルを実施する。

留学生も多いので、秋入学を実施する。特別選抜の留学生向け入試は、オンラインにて実施する。このようにさまざまな意欲的な試みにチャレンジしていく。

独自なお茶ノ水女子大学共創工学部や山形大学社会共創デジタル学環

お茶の水女子大学共創工学部は、文理融合の工学系学部構想に共創という理念で土台を構築した。すでに新設されていた工学科のみの奈良女子大学工学部と一線を画したのであろう。環境やテクノロジーが取り組む課題には人文学や社会科学からの視点も重視した人間環境工学科と文化情報工学科を設けている。

山形大学社会共創デジタル学環は、地域課題を解決する人材の育成を目指している。たとえば、現在、高齢者に「地域の情報が届かない」という課題に取り組んでいる。キャンパス周辺に住む高齢者を招き、悩みや困りごとについて学生が直接聞き取り、デジタル情報へのアプローチの方法を教える。このような地域課題にはまさに「共創」がふさわしいともいえる。
(木村誠/教育ジャーナリスト)
こちら

関連サイト:九州大学 こちら
共創とは
グローバル化が急速に進展していく中、環境や食糧、人権、経済的格差など、地域や国を超えた地球規模の人類共通の問題が生まれています。これらの問題に対する明確な答えはなく、直ぐに解決することは困難です。このような問題を解決していくためにはどうすればよいのでしょうか。
答えのない課題に取り組むためには、まずは自ら能動的に考えて解決策を「構想」していかなければなりません。また、一人だけでは十分な解決策を考え出すことはできないので、他者と「協働」することが必要です。そして、課題解決のためにさまざまな人とコミュニケーションし、「経験」を積んでいくことが大事です。
共創学部が掲げる「共創」とは、「構想」「協働」「経験」というプロセスを繰り返すことで、「課題に応じ自ら必要なことを学ぶ態度や志向性」を養い、「必要となる知識を組み合わせた新たな知」を創造し、それを「実社会の中で」活用していくことを意味しています。

共創学部では、課題の発見から解決に導くために必要な態度・能力を「創造的構想力」「能動的学習能力」「国際コミュニケーション力」「課題検討力」「協働実践力」の5つに分類し、これらの態度・能力の涵養を通して「共創的課題解決力」の獲得を目指します。

関連日記:2026.06.20の日記  共創施設   こちら

・・・・追記

工学はものづくりと言われますが、必ずしも目に見え、手で触れられるものだけが対象ではありません。人々が価値を感じられる「コト」を創り出すことも重要な対象です。

データサイエンスやデザイン思考を活用して、未来の環境、社会、文化を創る。様々な垣根を越え、多様な人々を巻き込みながら新たな意味や価値を創造していく。そうして生み出される未来は、これまで考えられていた未来像とは違う、まったく新しい物語です。

共創工学部は、文系と理系の学びを共に活かす共創能力を養い、大局観を持ちながら文理の知恵を併せて新しい技術や文化を創り出すことを目指す、これまでにないコンセプトの工学部です。
こちら



学際的思考力、デジタル利活用力、マネジメント力を総合して現実の課題解決に取り組む力、そして社会共創力を養います
人口減少や高齢化が進展する地域社会では、過疎化や産業の衰退など様々な地域課題に直面しています。そうした地域課題を解決していくには、課題を俯瞰して思考できる文系・理系の総合知を持ち、デジタルを利活用して課題を分析し、多様な人々と協働してその解決策を創造できる人材が必要です。

このような背景のもと本学環では、多様な人々と協働して地域課題の解決策を企画・実施できる「マネジメント力」とデジタルを利活用して的確に課題を分析し、新たな価値を創造できる「デジタル利活用力」、そして文系・理系の学問分野を横断する学際的な専門知識と論理的思考力(学際的思考力)を身に付けた、課題解決型の実践人材を育成します。
引用サイト:山形大学   こちら






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Last updated  2026.08.25 03:33:00
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