東方見雲録

東方見雲録

2026.09.03
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カテゴリ: 政経
欧州中央銀行(ECB)によると、イタリアの政府債務残高の対GDP比は2020年の154%から、今年は139%まで低下する見通しだ。また、利払い費を除いた政府の歳入と歳出の差を示す基礎的財政収支も黒字を維持している。

イタリアのジョルジャ・メローニ首相率いる政権が厳格な財政規律を維持していることが、市場の安心感につながっていると評価されている。

一方、フランスは正反対の道を歩んでいる。フランスの政府債務残高の対GDP比は同じ期間に114%から117%へと上昇した。財政赤字もすでにGDPの5%を大きく上回っている。

財政状況が悪化する中、来年4~5月の大統領選を控え、政治的な不確実性も危機に拍車をかけている。最近のフランス大統領選の世論調査では、極左のジャン=リュック・メランション氏と極右のマリーヌ・ル・ペン氏が決選投票で対決する可能性も取り沙汰されている。市場重視ではない勢力が政権を握ることを懸念する欧州の投資家にとって、最悪のシナリオだ。

その結果、投資家はフランス国債を売り、フランスから流出した資金がイタリア国債へ向かう傾向もみられている。これまでフランス国債を好んでいた日本などの海外投資家も、保有比率を急速に引き下げている。
引用サイト: こちら






引用サイト:世界の統計 政府債務残高 (対GDP比)   こちら

関連日記:2026.09.03の日記  ベッセント米財務長官、日本を名指しし「リフレ政策止めるべきだ」   こちら





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Last updated  2026.09.03 09:00:04
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