プレリュード

プレリュード

2004年09月09日
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カテゴリ: クラシック音楽
まるで地獄絵図のようだ。 助かった子供たち、教師、父兄たちの談話が報じられるたびに、詳しい占拠された学校の中でテロリストたちが何をやっていたのかが、人倫に背く冷酷非道さが明らかになっていく。 死者・行方不明者が500人を超す惨状が明らかにされていく。

今回のテロリストたちの目的は、学童たちと教師や父母を殺害することにあったと報じられている。 幼い子供たちや女性を殺戮する非道さは、この現代にヨーロッパの暗黒の中世時代が蘇ったかのような錯覚を覚えさせる。 昔、中世の時代に公然と行なわれていた「黒ミサ」の儀式だ。 

テロリスト達が子供を壁際に立たせて弾除けにしていた、水も食料も与えずにいたというのだ。 トイレさえ行かせなかった。 喉の渇きにガマンできすに尿を飲んだ子供がTV画面で話していた。逃亡を試みた子供は背中から銃弾を浴びせられて殺された。

ハッサン・ルバエフ 13歳の少年。

この子は立ち上がって真正面からテロリストたちに向かって叫んだ。 「あなた方の要求には誰も応じない。 僕たちを殺しても何の役にも立たない!」

テロリストは訊いた。「お前はそう確信しているのか?」
ルバエフは答えた。「はい」と。
その直後に銃弾がルバエフに浴びせられて、突然に幸福な、短いルバエフ少年の人生が閉じられてしまった。

「正義」を守るために、熱い血のたぎりを抑えられなくて、勇気ある行動、言葉をテロリストたちに発した少年の命はあっけなく奪われてしまった。 



このニュースをTVで知り、新聞で読んで、私の目からハラハラと涙が流れ落ち、嗚咽まで洩らしていた。

さぞ無念であったろう、ルバエフ! そう思うとしばらくの間、涙が止まらなかった。

神さまはこの少年に対して、何というむごい舞台を準備していたのかと思う。

犠牲者の埋葬日に村の老女は言った。「この墓地はもう何十年もこの広さで十分だった。 だのにたった数日で墓地が倍以上の広さになってしまった。 私たちはこれからどう生きていけばいいのさ?」

生き残った子どもたちが、ルバエフ少年の勇気を受け継いで、正義に、平和に反することに対して敢然と立ち向かい、世界の平和の安定を導く人生を送ってもらいたいと思うし、この地獄絵を経験した子供たちのショックは計り知れないものがあるが、ルバエフ少年の魂を引き継いでいってもらいたいと願わずにはおれない。

「オセチャの9月」を決して忘れてはならない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

朝の詩   生きる     宇都宮市 柴田 トヨ(93)

九十を越えた今
一日一日が
とてもいとおしい


友からの電話
訪れてくれる人たち

それぞれが
私に
生きる力を与えてくれる


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のクラシック音楽   W.A.モーツアルト 「レクイエム(鎮魂歌)」

ルバエフ少年、そしてまだなお行方不明になっている子供たちや大人たちの死を悼んで、今日はモーツアルトの「レクイエム」を聴いています。

「レクイエム」は死者を悼むキリスト教会の儀式の音楽ですが、この曲はモーツアルトの絶筆となったもので、亡くなる直前まで彼は弟子のジェスマイヤーに細かい指示をしていたそうである。 まさに彼の死のために、彼の死を悼むために書かれた「レクイエム」と言えるでしょう。

とものお薦めCD  

トン・コープマン指揮 オランダ・バロック管弦楽団 オランダ・バッハ協会合唱団

合唱、独唱の歌唱が素晴らしく美しく、オーケストラも美しく鳴り響く、まさに天国への音楽を満喫できる演奏だと思います。(エラート原盤 ワーナー・ミュージック発売 1989年 オランダライブ録音 WPCS-11102)

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最終更新日  2005年01月13日 23時49分53秒
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心から怒りが込み上げる・・・・・  
中村とん平 さん
一枚のベトナム戦争で撮られた写真

泣いている姿、背景には爆雷で黒煙が上がっている
ニック・ウット氏の報道写真。ピュリツァー賞の作品でもあります。
戦場に巻き込まれ戦渦から一歩でも逃れようと
する姿 ショッキングなモノクロの写真を
思い出します。

幼い命を奪ったテロリストには「最低の人間性」
もない。 自分の心から突き上げてくる怒り・・・・

そんな時 東京・都庁前では子供達による
「スーパーよさこい」の群舞が行なわれていた。
なんと平和なんだろうと、生き生きとした子供達の顔
そして踊りが弾けている。

神様!!この子らの平和は訪れるのでしょうか?
    この子らの生きる事の平等はあるんでしょうか
    この子らにご加護を・・・・
                ただ合掌 

(2004年09月11日 01時30分23秒)

Re:心から怒りが込み上げる・・・・・(09/09)  
中村とん平さん

とん平さん、書き込みをいただきありがとうございます。

>一枚のベトナム戦争で撮られた写真
>画面の中央に裸の少女が立ちすくみ
>泣いている姿、背景には爆雷で黒煙が上がっている
>ニック・ウット氏の報道写真。ピュリツァー賞の作品でもあります。
>戦場に巻き込まれ戦渦から一歩でも逃れようと
>する姿 ショッキングなモノクロの写真を
>思い出します。

覚えています。 映画「禁じられた遊び」とは逆の戦争への抗議で、とてもショックな写真でした。


>幼い命を奪ったテロリストには「最低の人間性」
>もない。 自分の心から突き上げてくる怒り・・・・

そういう人間を「宗教」という名で洗脳、育てていく指導者たちに物凄く怒りを覚えます。 その宗教を正しく理解して信仰する人たちの方が多いはずです。 「美化」された言葉で洗脳を行い、命を散らす若者を育てる指導者こそ「真の偽善者」です。

>そんな時 東京・都庁前では子供達による
>「スーパーよさこい」の群舞が行なわれていた。
>なんと平和なんだろうと、生き生きとした子供達の顔
>そして踊りが弾けている。

先日見せていただいたあの「動」の写真ですね。 同じように「熱狂」の中にいる子供でも、とん平さんの写真の中央にいた子供の目は、純真無垢に輝いています。 

こういう画像を観ると、「平和の維持」ということを強く感じます。

>神様!!この子らの平和は訪れるのでしょうか?
>    この子らの生きる事の平等はあるんでしょうか
>    この子らにご加護を・・・・
>                ただ合掌 


(2004年09月11日 02時41分08秒)

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