ニューヨークを旅立って、父と母は無事に天津に着いた。東京経由で、長旅は疲れるということで一泊、成田の近くのホテルに泊まって、それから北京へ。北京から車で更に2時間ぐらいのところだそうな。
父からの連絡では元気そうだった。旅の疲れもあるだろうし、慣れないから余計に疲れたんだと思う。本人は自信を失くすと言ってた。病院に着いてからも、すぐに治療が始まってぐったりしたそうな。鍼が強烈らしい。電気のショックが走るような感じだと。実際に電話で話したときは数日間はたっていたせいか、今日は気分がいいと言ってた。鍼だけではなく、西洋医学のテストは一通りやったらしく、設備の整った病院だと感心してた。
そして、母は食べ物はちょっと耐え難いものがあると言ってた。冒険してメニューから選ぶと食べられる物もあれば、一口だけでもう食べれない物もあると。アメリカでおいしくないものって想像できるけど、中国でおいしくないものってどんなものかな。不思議。母は近くのスーパーに行ったりしているけど、街中を歩くのが大変だと言ってた。車と自転車が秩序無く走っているから道を渡るのが怖い。とても父が歩けるような環境ではないと。
アメリカから来たグループはどうやら、みんな父より脳梗塞後遺症が酷い人が多かったらしい。病院には、ニューヨーク州から来ているアメリカ人の先生がいて、天津の病院の脳梗塞後遺症治療方法をアメリカにそのまま実行できるようにしたいと言ってたそうな。どうやら、病院には日本人はほとんどいないらしいので、両親は英語でオーストラリア人のおばさんと話していたりしている。英語ができて、それだけ世界が広がるということかな。
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