止んだ頃に沢山の人が集まって、葬儀が始まりました。
葬儀中は祖父の事と自分が小学生の時に亡くなった祖母の事を思い出していました。
葬式は祖母の時の事を思い出します。
1時間程の葬式でした。
後半に母親と叔母2人、父親が前に出て父親が挨拶をする事になっていました。
朝に挨拶文の紙を渡されて、少し読んでいるところを見て、「大丈夫かな。」と思っていました。
前に出た時、父親の手には紙がありませんでした。
「暗記したのか。」と思って、ドキドキして見ていました。
堂々としていて、驚きました。
挨拶を聞いていて、アドリブである事に気付きました。
「故人は無口でしたけど、釣りなどの好きな事に関してはよく話してくれました。」と聞いた時、その時の事を鮮明に思い出しました。
そして、2歳の頃からの祖父の記憶を次々と思い出して、涙をこらえていました。
でも、「先に逝った●●●(祖母の名前)と会える事を喜んでいると思います。」と言われた瞬間、涙が止まりませんでした。
十数年も前に祖母と死別した事を考えると、悲しかったです。
「時々でいいので………、頭の片隅でいいですから………、故人の事を思い出していただけたらと思います。」で、もう自分はダメでした。
父親がそんなに挨拶できるとは思っていなかったです。
棺にはさっきまで使っていた将棋の駒を入れました。
出棺の時はやっと止めた涙が出ないようにこらえていました。
最後まで見届けたくて、火葬場までバスに乗って行きました。
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