樹海迷路

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2006.01.22
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アメリカでベストセラーとなった本の映画化、
ということだが、原作とは少し異なるようだ。

日本語と異なり、英単語は発音できても表記
できる訳ではない。綴りを覚えることが必要
となる。スペリングコンテストというものが
あり、これは単語の綴りの正確な知識を競う
ものだ。

主人公の女の子は、このスペリングコンテス
トで優勝する。大学の教授である父親は大い

教授の父親、研究者の母親、大学生の兄。な
にひとつ問題なさそうな家族であるが、少女
がスペリングコンテストを目指すととともに、
物語は少しおかしな様相を呈してくる。
母親は何か過去の事故がトラウマになってい
るようだが、他人の留守宅に侵入し、アクセ
サリーなどの小物を盗む。兄は兄で、なぜか
ヒンドゥー教に関心を寄せ始める。父親が少
女に色々と教えるのだが、古代ユダヤ教の神
秘主義の知識に傾倒していく、この神秘主義
の知識を娘に教えるあたりから、少々、スペ

少女は綴りを覚えているというよりも、イメ
ージが浮かぶ、啓示を受けるような感じだ。

全国大会に上り詰めたころ、母親は警察に逮捕
され、自宅だと言った場所には、これまで盗み
出してきた多くの小物が飾られたいた。神秘主

とのギャップにより彼女は精神を病んでいた
ようである。母親は入院することになる。

全国大会の決勝戦。神秘主義のオカルトめいた
能力を身につけた少女であるが、
優勝が決定しようとした瞬間、綴りの「啓示」
から眼をそむけ、母親が病室で見てくれている
だろうテレビカメラに顔を向ける。
超自然的な能力よりも、優勝よりも、家族を
選んだというラストで物語は終わる。

ひさびさのジュリエット・ビノッシュが母親を
好演しており、父親・ギアもいいのだが、
この、家族が実は病んでいて・・・という物語
は僕は好きになれない。カウンセラーの多いア
メリカだが、映画の内容も病質的なものが多く
ないだろうか?







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Last updated  2006.02.07 13:05:20
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