樹海迷路

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2010.01.30
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「ミツバチのささやき」

   静岡シネギャラリー 11:55の回、鑑賞。


ビクトル・エリセ監督の言わずと知れた名作である。すいぶんと前に、何かの特集で映画館で観た映画だ。少女の純粋さ、詩的な映像とセリフ、ファンの多い作品だ。今回、久しぶりに観ると、意外と多くの発見があった。「フランケンシュタインはホントは精霊なの」という姉の嘘を信じる妹。その少女のかわいいまでの純粋さが確かに眼を引くのだが、単に少女のかわいらしさだけの映画ではないのだ。前回、何を観てたんでしょうかね、私は。観終わった後、反省しきりでした。


1940年頃、スペインの小さなに一台のトラックが入っていく。移動巡回映写のトラック。映画は「フランケンシュタイン」。喜ぶ子供たちの中にアナと姉のイザベルがいた。その頃父のフェルナンドは、養蜂場で作業をしている。母のテレサは、内戦で荒れはてた家や人々の様子を手紙に書き綴っている。いったい誰に宛てている手紙なのか?公民館のスクリーンには、少女メアリーが怪物フランケンシュタインと水辺で出会うシーン。その夜、アナは姉からフランケンシュタインが怪物ではなく精霊で、村のはずれの一軒家に隠れていると聞く。学校の帰りにアナはイサベルに村のはずれの井戸のある一軒家に誘われた。そこに精霊が住んでいるというのだ。別の日に一人でそこを訪れるアナ。列車から兵士が飛び降り井戸のある家に入って行く。その家をふたたびアナが訪れる。男はアナに拳銃を向けるが、子供だと知るとやさしくなる。足をけがした兵士は動けない様子だ。大きなリンゴを差し出すアナ。その夜、井戸のある一軒家に銃声が響いた。公民館に横たえられた兵士の死骸。井戸のある家に行き血の跡を見つめるアナ。その日、夜になってもアナは帰らなかった。心配する家族。そのころ、森の中のアナの前に、映画で見た怪物そっくりの精霊が姿をあらわした。発見されたアナは昏睡状態に陥っていた。家族のみんなが見守る。深夜、一人起き上がるアナ。窓をあけ、夜空を見つめるのだった。





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Last updated  2010.02.04 21:26:11
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