ギャンブルで大破滅

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2005/10/10

ヒリツキと破滅の狭間で・・・

テーマ： ◆パチンコ◆スロット◆(8287)

カテゴリ：スロット・パチンコ破滅からの逆転を

怯える心を奮い立たせ、私は現金を投入する。

そう・・・

先日の負けられなくなった問題を解決するため・・・・

否が応でも真剣にならずにはいられない。

絶対に成功させなければならないことを、自分にとって都合のいい展開になる方の確率に委ねる。

ギャンブルにおける必勝とはそういうことではないか？

しかし・・・

破滅か逆転かの天秤で・・・

少しでも自分の望む逆転側に錘を乗せたい。

できることは何でもしなければならない。

そう・・・

人事を尽くした上で、天命を待たなければ・・・

望みが叶えられることはないだろう。

久し振りに・・・

私の本気に火がついた。

前日のデータ－を取るため・・・

私は、ＰＭ１０時頃からメモを取り始める。

普段だったら・・・

推測に頼るところだが、必勝を期すのであれば、事実が必要だ。

だが・・・

最初から明日の狙いを明確にした上で、データ－を取るべきだろう。

狙いは・・・

競争者が少ない沖スロに限定する。

打ち手に中高年が多いのも、私が沖スロを狙う理由だ。

沖スロの宵越し天井狙い。

何故なら・・・
それをしてしまうと稼動が落ちる可能性があるからだ。

もともと、我々打ち手は自己都合の塊であり・・・

自分さえ、勝てればあとはどうでもよいといった意識が無意識に存在する。

であるから・・・

朝一、モーニングを狙い、的中して、ゾーン抜け即ヤメをする打ち手は多い。

私もこちら側にいるので、そのことを否定する気はないが、営利目的の店舗側からみれば、これはたまらない。

だから・・・

モーニングを置かないようになる。
ただ、まったくおかないと朝一誰も座らなくなってしまうので、そのあたりのサジ加減が難しい。

私はだから、確率が薄くなるゾーンまで回されている機種は設定変更をされないだろうと考えている。

そうすると・・・
めんそーれの前日６４０Ｇ回し以上の台を軒並みデータ－を取っておけば・・・

次の日、それを加算して考えられる。

めんそーれの天井は１５３７Ｇ

そして、天井に行けば２連が約束される。

当日の６４０Ｇ＋６４０Ｇ＝１２８０Ｇ
天井まで２５７Ｇの台が私の狙いだ。

そして、私はデータ－を取り・・・

当日、チームＨは出陣した。

ただひたすら・・・必勝を求めて・・・

店舗に着いたのは１２時。

宵越し狙いなので、当然、朝一は避けるべきである。

それに・・・
イベントの内容が明確にされているものが少ない。

逆に言えば、明確ではない機種は設定状況が良くないと考えられるのではないだろうか。

こんな時は、警戒をするべきだ。

祝日と言うこともあるので、店にとっては勝負どころ。

高設定ばかりを置くわけにもいかないだろう。

でみると・・・
都合のいいことに、前日６４０Ｇで終わっていた台が、６４３Ｇで捨てられていた。

私は、チームＨの相棒に席を譲った。
それは投資１ＫでＢ５Ｒ３引いたようである。

負けられない時の、低投資引き。

神に祝福されているかのようだ。

そして、メモに取った中で、我々にとって都合のいい順に座っていく。

相棒は最終的に、それで総投資３Ｋで１８００枚流したようだ。

一方で私は銭形天井とムムＤＸで投資１８Ｋで１２５０枚手にしていた。

もう、一頑張り必要そうだ。

それで・・・

私の前日ノーボーナス３７０ハマリ。
当日、４９０ハマリのめんそーれへ。

加算して、最低でも８６０Ｇは回っている。

それに前日と本日の回転数を考えるに、据え置きと考えるのが妥当だ。

ということは・・・
前々日の最後の回転数も加算できる。

おそらくは・・・３２０Ｇ

８６０Ｇ＋３２０Ｇ＝１１８０Ｇ

天井の２連まで・・・
残り、３５６Ｇくらい。

ということは・・・
４９０Ｇ＋３５６Ｇ＝８４６Ｇまでにはボーナスは放出するだろう。

そして打つこと・・・

８００Ｇ付近。

投資１２Ｋでボーナス放出。
これが・・・

Ｂ３Ｒ２で３２０Ｇ抜け。

５００枚前後しかない。
－２Ｋの赤字だ。

だから・・・
私はコインを持って南国育ちへと向かった。

もう少し・・・
なんとかもう少し勝たねばならない。

見ると・・・
５０００枚の札が刺さっている南国が３連単で捨ててある。

現在のＧ数は５００Ｇ。

私は迷わず座った。

そして・・・
座ること１００Ｇ。

頻繁に遅れが発生するが入らない。

これは・・・・

チャンスモードＢにいるときの挙動ではないだろうか？

つまり・・・

次ちゅいんと言えば・・・

かなりの確率でてふてふが舞う。

絶好の状態だ。

で打つこと
持ち球全部と追い金５Ｋ。

９９７ＧでＲ

そして・・・・

予想通りてふてふが舞う。

その数、なんと９匹。

Ｂ４Ｒ５とＲに偏ったのは残念だったが・・・・

一撃２０００枚。

助かった、これでどうにか・・・・

ところが・・・・
現在総Ｇ数が２６００でＢ２３Ｒ１７である。

どう考えても・・・・
高設定ではないだろうか？

それに・・・・

チームＨの相棒が北斗やウイニングポストで連しているらしい。

止めたい気持ちと、続けたい気持ちが押し合いを続ける。

今、やめれば・・・・安全が約束される。

ここで、続行すれば・・・・

ヒリツキと高設定とチャンスが手に入る。

私は・・・・

ここで安定を選べるほどの常識人ではなかった。

もっとヒリツキを・・・・

私は本当のヒリツキを渇望していた。

相棒が終わらないからと自分に言い訳をしながら・・・

私は継続をした。

打つこと１２０ＧちゅいんでＢ

ここは単発。

想定の範囲内だ。

ようは次だ。

次、早く光って連すればラッキー。

そうでなければ・・・

なんとか早めに３発目を引いて連して欲しいものだ。

私に・・・・

次のボーナスをそろえる機会が到来したのは・・・・

９９７Ｇだった。

そしてＲ

一時は３箱と下皿いっぱいにあったのに・・・

いまや一箱半。

１回の単発を除けば、ほぼ２連天井だ。

何故・・・・

こんなことが・・・？

それまで１９００ＧくらいでＢ１９Ｒ１２もでていたのに・・・・

私は・・・・

降りられなくなった。

高設定でドハマリ後、そして２連単。

期待値を考えても・・・

理論的にもここで降りるわけには行かない。

頼む・・・

持ちだま内でなんとか引いてくれ。

そして、一度でいいから飛んでくれ。

即ヤメをするから。

有利な時しか打たないと決めている私が、他人に有利な状況を作って席を明渡すのは理に合わない。

そんな・・・私の願いは一向に叶えられそうもない。

一箱半は一箱となり・・・・

一箱は・・・・スカスカの下皿となる。

負けられないのに・・・？

そう、負けられないのにだ。

現実は残酷だ。

心の悲鳴が大きくなるのに・・・反比例するようにメダルは減っていく。

頼む、頼む、もう一度、もう一度だけ引かせてくれ。

ここで負けるわけにはいかないんだ。

心細くなるメダルの数が私の心を締め付ける。

折角・・・・

勝っていたのに・・・

私を後悔させる言葉が囁かれる。

私は必死に反論する。

もう一度・・・

もう一度、蝶が引ければ、解決する。

あと一度でいい。

頼む！！

私は哀願するようにレバーを叩く。

しかし・・・

台は私の事情などどうでもいいと言わんばかりに沈黙を守る。

ここで魅せなくて・・・・

いつ魅せるというのだっ！！

確率からいっても・・・
２０００Ｇ回して約３００分の１が１度しか引けないなんて稀だろ？

やめてくれ、そんなきまぐれ。

さあ、もうそろそろ・・・

福音を奏でてくれ。

ちゅいんという。

再三、私は祈ったが・・・・

結局、台がチュインと言ったのは・・・

約６００Ｇ。

Ｒ単発。

・・・・

一度生を受け、滅せぬもののあるべきか・・・

敦盛の一節が思い浮かぶ。

そして回すこと、１８０Ｇ。
持ち球が底をついた。

一時は２０００枚あったメダル。

それが幻であったかのように・・・

見えるのは台の下皿の金属の色だけ。

私は・・・・

追い金をした。

まだだ、一時のピンチで心を折られるんじゃない。

蝶が光るまでと決めたろ？

初志を貫徹しようじゃないか。

追い金５Ｋ。

３００Ｇになったが・・・・

とても出そうな気がせず・・・・

結局心が折れた。

私は・・・・・破滅した。

本日総投資４４Ｋ
　　総回収２３Ｋ

－２１Ｋでした。

目標の金額は達成できず・・・

絶望が訪れた。

しかし・・・・

人間追い詰められれば、知恵を絞るものである。

なんとか、費用を分割にすることで切り抜けることに成功した。

日常破滅は避けることができたようです。

世界の中心で破滅を叫ぶ

↑破滅宣言です。

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