Sepia Time

Sepia Time

August 29, 2007
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カテゴリ: おでかけ


今日は移動も予定も盛り沢山なので、朝から忙しいです。
朝風呂も入らなくちゃならないし、ご飯もいっぱい食べたいしと、
気ばかり焦っていたためか、朝食をいただいたテーブルで思い切り太ももを打ちつけた。
・・・・・・!!!痛すぎてしばし絶句。
みるみるうちに色が変わり、まもなく直系15cmぐらいの大きな楕円形のあざ出現。
ス、スゴイ色だ。。。赤と紫と青の見事なグラデーション。
もうこれでしばらく水着が着れないわ。

登別では地獄谷を見学。
硫黄のキョーレツな臭いにもめげず、ぐるりとひと回りしてくる。
「これこそ地球が生きている証なのよ!」と私が熱弁しても
りょんりょん、鼻をつまむことに気をとられ、聞いているのかどうだか。

070829jigokudani.JPG

さて、一同ニセコへ向かいましょう。
登別を出ようとした道の途中で、こんな巨大なオニさん発見。

070829oni.JPG

「か~つ!(喝)」もしくは「アンタ地獄に堕ちるわよ!」なる台詞が合いそう(笑)。
信号待ちの車窓からパチリ♪


ニセコへのドライブはナビ子におまかせして・・・思ったら、
今回搭載のナビ子は、とんでもない食わせ者で、
推奨ルートと称して、はぁ~???というような道を平気で教えてくれるヤツだった。
これに気づくのが少々遅かったからさぁ大変。

ラララ~快適なドライブ♪と思ったのも束の間、突然舗装されていない山道に入り、
ぐねぐね山越えとなってしまったのです。
対向車が来ないことだけを皆で祈り(まぁこんな所1台も通らないけどさっ!)、
不安でいっぱいの道中。
たまたま、今回の車は四駆だったからまだよかったけれど、
そうでなかったらかなりツラかったかも。

この一件から、私達のナビ子に対する扱いは最低ランクのものとなり、
悪態の限りをつき出す始末。
寄ってたかって悪口を言ういじめっこみたいだ。
挙句の果てには
「運転して1時間経ったんだから、『お疲れ様♪そろそろ休憩しませんか?(ダーリン♪)』
ぐらい言えよな!」←昨年の優秀で慇懃なナビ子は、こう言って休憩に誘っていた。
「目的地に着いたら『お疲れ様でした』ぐらい言えないのか、このボケ!」
「道を間違えたら無視して黙ってないで、ちゃんと教えろ!
どうでもいい時にはベラベラ喋るくせに!」
と無茶苦茶なご主人様たち。
ナビ子、あと2日しっかり働けよ!

とんでもない山道だったけれど、まぁ一応最短距離であったらしく、お昼前にニセコに到着。
アウトドアセンターへ向かって、午後のアクティビティの予約を済ませました。
普通ニセコでアウトドアというと尻別川でのラフティングが主流ですが、
こんな私とあんなりょんりょんが一緒だと、それもままならないわけで、
3人で釣りに挑戦することに!
大きいダーリンさん、一応趣味をフライフィッシングとうたってはおりますが、
その成果が家庭に持ち込まれたことは殆どなく、家族にあまり理解されていないのが実状。

さぁ今日こそ、この腕前を発揮して名誉挽回する時が来たぞ!
今までさんざん馬鹿にしていたけれど、お前ら見てろよ!俺様の腕前を。
そうだ、ついでに奥さんにもやらせてこの面白さを教えれば、
ひょっとしたら今後、もっといいことがあるかもしれないな。。。
よ~し、ぼかぁ~頑張るぞ~!!

大きいダーリンの心情はこんなところだったのではないでしょうか。
大好きな映画「リバーランズスルーイット」のブラッドピット気取りでLet"s Go!
(身のほど知らずの短足メタボおやじで、ブラビ様許して。)

070829turi.JPG


ガイドのJさんと尻別川へ向かい、ポイントを教えてもらいました。
このJさん、奥様が岐阜出身で、しかも私達の隣町にあたる所の出ということがわかる。
北海道にいながら、何故か地元の話題で盛り上がる私達。
最初は3人近くにいたのですが、だんだん自分の世界に入り込み、
あのりょんりょんまではるか彼方で一人集中していらっしゃる。すごいなあ。

070829ryon.JPG

よ~し、私も頑張らねば。
Jさんに教えを乞い、必死になるけれどなかなかうまくいかない。
何度もあと少しというところでエサを持っていかれ、
そのたびにミミズ箱に手をつっこんではつける作業を繰り返す。
最初にJさんに「奥さん、ミミズ平気?」と聞かれた時、
「はい、田舎育ちですから、これぐらいのイトミミズなら。」
と答えてしまった手前、ミミズを触ってきゃあって言えないところがいとかなし。
それに自称田舎育ちのプライドが、それを許さないわ。

そのうちJさんが「奥さん、大物狙おうよ、でっかいサツキマス!」と言い出し、
「ぼくね、サツキマスが釣れたら、その写真を今度のパンフレットに使いたいの。
だから今日カメラ持ってきたから、奥さん絶対釣ろう!」って大はりきり。
この時、すでにお約束の3時間はとうに過ぎ、すでに辺りは夕方の気配。
追加料金払うのはちょっとな~と思いつつ「でもお時間いいんですか?」と訊ねると、
「ぼくは大丈夫、センターには連絡しておくし。もうこれからは趣味の時間よ」という調子。
それならやりましょうと私ももうひと頑張りすることに。

夕方はお魚たちが活発に動き出すゴールデンタイム。
いるんだよな~あそこにも、ここにも。
手ごたえは十分すぎるほどあるけれど、
食いついてから引き上げるまでのタイミングが遅いらしい。
きぃぃぃっ!ぐやじいぃぃぃ。魚ごときにこんなにおちょくられるなんて!

5時半まで粘りましたが、ついに断念。
結局私はウグイを2匹と雑魚のハゼを釣ったのみ。
りょんりょんはウグイとヤマメ。(おおっ!お見事!)
注目のメタボ・ブラビ様はとみれば、やや、これはスゴイ。
ヤマメ、アマゴ、ウグイがうようよ。
やればできるじゃん。どうして今までヤマメの塩焼きが家で食べれなかったのよ!
と責めていると、Jさんが
「北海道の魚は人馴れしていなくて、バカだから釣れるんだよ~」とのこと。
なるほどねぇ。。。妙に納得。
全てリリースして、Jさんともお別れ。
楽しいガイドさんでした。
リタイアしてから北海道に移り、趣味の釣りをお仕事にしているJさん。
釣りはともかく、老後に好きなことして暮せるのってやっぱりいいなぁ。

そうこうしているうちにあたりはだんだん薄暗くなってきた。
しかしここはまだニセコ。
これから小樽まで行かねばならないのに、いいのかアンタたち。

いったんここで終わるが
今日の日記はまだつづくのであった・・・。

(今、日記を書いていて気づいたこと。
初めて私が釣りにチャレンジしたというのに、
みんな自分のことに精一杯で、誰もカメラに収めてくれていなかった。)





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Last updated  September 27, 2007 08:54:35 PM
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