Sepia Time

Sepia Time

July 16, 2008
XML


個人宅にしては少々大きいサイズなので、さすがにデカイ。
何がって大きさよりも音量が(笑)。

ちょうど今、ショパンのバラード1番が課題なので、
鳴る鳴る鳴る、伸びる伸びる伸びる。
でも気持ちいいっ!っていうのは私だけで、真夏に向けて近所迷惑このうえなし(だと思う)。
すみませんねぇ。
先生からは「夏に向かうからドビュッシーの『映像』なんか涼しげでいいじゃない?」と
お薦めいただいていて、ちょっとかじっていたにもかかわらず、
なんだかしっくりこなくて(まだるっこしくてやってらんね)、結局選んだのがバラード。
先生から「今年は熱い夏になるわねぇ」と言われちゃいましたよ。
またまたすみません。
ドビュッシーは寒い冬にでもやらせていただきます。
とにかく、今は骨太な気分。

このピアノが来るにあたり、実に様々なことがあって、
もめたり(家族と)、ケンカしたり(父と)、お金もなくなったし(私の)、
いちいち書くのも面倒くさいのだが、
すでに今となっては過去のことで、収まるべき所におさまったように思う。
やれやれ、一件落着、めでたしめでたしである。

こうやって大きなお買い物をしてみると、自分の価値観がよぉくわかってよい。
何が必要で、何がいらないか、あらためて見直すことができる。
意外とそんなものだったのかな、私の人生・・・って感じ。
で、真っ先にやめたのが保険かい、SEPIAちゃん(笑)。

結局前のピアノも別の部屋に移動して、たまに弾いている。
このピアノは、私の念がすべてこもっているから手放せない。
たとえ他の人に渡っても、全く音が出ないとか、
毎晩ひとりでに音が鳴り出すとか、
そんな怪奇現象すら引き起こしかねない代物なわけ。
何よりも、控えめながら深みのある落ち着いた音が大好きだから
さんざ迷った末、手元に置くことにした。

さて、このおニューピアノが来てから初めてのオフィシャルなお仕事、
それはシルバー合唱団の伴奏。
ある意味、すごぉく濃い内容のお仕事で、勉強になった。
ここで学んだ教訓「老人を老人扱いしてはいけない」ということ。
プライドの高いご婦人方を相手にする時には、特に注意せねばならない。
そしてこんなSEPIAちゃんでも、あの方々からみれば
「あら大学生の方かと思ったわ」と軽く言われるのだから驚きである。

おニューなピアノも、まさかショパンのバラードと青い山脈を同時に練習されるとは
予想だにしなかっただろう。
こんな私と一緒に仲良く音楽いたしましょうねv





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 16, 2008 10:49:43 AM
[SEPIA先生のピアノレッスン] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Archives

November , 2025
October , 2025
September , 2025
August , 2025
July , 2025

Profile

SepiaTime

SepiaTime


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: