Qちゃん先生の子育てのヒント

なまはげ子育てツアー??

kosodate1.gifkosodate.gifkosodate2.gif
なまはげ子育てツアー、ありゃりゃ~!!


「めざましテレビ」で「なまはげ子育てツアー」がレポートされていました。
本当に驚きました。
東京からツアーで、6、7組の家族が、秋田名物のこわ~い?「なまはげ」を
体験しに出掛けていたのです。


ある家族は、小1の女の子が「親の言うことをきかない」から
「悪い子はだれだ~」と「なまはげ」に教育してもらおうと、
参加したと言っていました。
その女の子のおうちでの「言うことをきかない」様子が
VTRで流れていました。(だんぜん、うちの子よりマシでした)


秋田の宿舎での一室。
いきなり、家族のもとへ、「なまはげ」が乱入してきます。
何も知らされていない女の子は、本気でこわがって逃げ回ります。
大泣きで、お父さんにしがみついています。
下の幼い子どもたちも、泣きながら逃げ回ります。
「大人も泣くほどこわかった。」と親がコメントしていました。


なんということでしょう...
もう、あいた口がふさがりませんでした。
本気で教育を人任せ...いや、「なまはげ」まかせに(笑)しているのなら、
それは大きな間違いだと思います。
子どもには、こわい話をして、おびえさせてはいけないのです。


よい子にしないと鬼がくるとか、人さらいがくるとかいって
 おどかしてはいけません。心に大変大きな傷をつくるような
 ものです。小学校の三、四年生になっても独りでトイレに
 行くのが恐い子に育ちます。

 ( 赤ちゃん・幼児の知力と才能を伸ばす本


この女の子は、恐怖心から、トラウマを心に負ったかもしれません。
かわいそうに...。


私は、アデノイドの摘出手術を1歳の時にしたのですが、今でも鮮明に、
その時の耳鼻科医院の様子、医師の言葉、自分が泣いていること、
口から取り出された血まみれの脱脂綿、全て覚えています。
たったの1歳です。とてもこわかったのです。


そもそも、親の言うことをきかない原因は、なんでしょう。
表面の行動ではなく、子どもの内面をさぐってみたのでしょうか。
どの子も「言うことをきかない」一面は持っていて自然ではないでしょうか。
「自我の芽」であり、「自己主張」です。


私には、常に親の言う通りに動く子のほうが、むしろコワイです。
体が大きくなり、親に勝てる時がくると、うっ積から家庭内暴力を起こし、
果ては重大な事件に発展するかもしれません。





話題の「 鏡の法則 」私もやはり泣きながら(ハハ)読みました。
子育て、いじめ、夫婦関係、親子関係...
誰もが一度は抱えそうな問題がテーマだったので、
短いストーリーでしたが、深くこの本に入り込めました。


今、目の前で起こっているトラブルは、「鏡に映った自分」である。
人は、鏡に映る自分の髪型がおかしいと気づけば、手を伸ばして、
鏡の髪型を直そうとはしない。
自分自身の髪をさわって、直すのだ。
そんなことが書かれていました。(妙に納得するでしょ?)


わざわざ秋田まで高いお金を出して、「なまはげ子育てツアー」に
参加しなくても、たった999円。
この本一冊で、悩みは解決したかもしれません。
子どもは、自分の鏡 と昔から言われます。
育てられたように、子どもは育つのです。



鏡の法則
back.gif next


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: