NHK のコンテンツはすばらしいので、こういうドキュメンタリー番組はいつも見入ってしまいます。ということで、どうもすみません> NHK 様。なぜ、謝っているのか?ぐふふ。
で、本題に戻りましてここでの極小コンピューターというのは、いわゆる RFID というか IC タグのことです。
RFID といえば、自分も本ブログでこんなエントリ書いたことがありますが、そこらへんの世界標準に対する日本の取り組みってな感じの内容でした。
背景としては、コンピュータ技術に対して、この 20 年、アメリカに常に先手をとられている日本というのがあります。日本は、自動車産業等に代表されるよう、本来は物作りが大得意なはずなんです。なのに、コンピュータ技術という観点で、周りを見回してみてください。パソコンの OS は Windows。これはアメリカ製。パソコンの CPU は Intel とかでこれもアメリカ製(ま、製造はアジア諸国だったりしますけど)。パソコンのメモリは、韓国製。液晶パネルも韓国製。チップセットは台湾製。オフィス系ソフトもアメリカ製。
で、この分野で日本が遅れをとった原因として、全部自分たちでやろうとしていたことが、今回見た NHK スペシャルであげられてました。一方、アメリカは技術的に不足していることがあれば、他の国とネゴシエーションしながら囲い込みを行ってきたわけです。最終的にはアメリカの国益につながるような方向性で。日本には技術はあるわけですが、世界を囲い込んで自分たちの有利な方向へ導くための、