数日来、「知識や経験に頼っていると感性が鈍くなって、精神の自由を束縛している」 という主張をしてきたのだが、ある20代後半の人からメールをもらった。
「経験は人を強くします」高校のときの卒業記念のお芝居の台詞だったそうだ。
確かに経験や知識は重要である。また、感性も重要で、あれか、これか、というより、バランスの問題なのだが、どの辺を目安にするのかが、これはそれぞれの人のセンスというか哲学の問題になってくる。
で、このメールをもらって、連想したのが、コレステロールのことだった。
私は今、動脈硬化を起こしていて、それが心筋梗塞の原因にもなっている。で、コレステロールを減らす、食事療法と薬物治療をしている。
このコレステロールというのは人間の細胞を造るうえで必要なもので、これが欠乏すると、また、病気になる。適量、これが問題となる。
膝を痛めて3年になる。この原因は坂道での作業(多摩ニュータウン)5年、また、自分の老化、体重 ・・・ まあ、複合的に起こっているのだが、私の疑念の中に「コレステロールを減らす」という薬の副作用? というのもある。
しかし、これを医学的に証明するのは難しいと思う。それで、私は医者に相談せずに2割カットしている。4日飲んで1日休む。これで、半年後の血液検査で何の変りもなければ、25%カット(3日飲んで1日休み)に計画している。
ある段階で医者に「飲まないで様子を見たら如何でしょう」と何年か後に提案してみようと思っている。
経験は人を強くします。確かにその通りだと思う。しかし、常に人は新しい現実に直面していて、過去の経験では対処できない現実に直面している。
この新しい現実に対処出来る人が<政治家>であり、過去の経験で対応するのなら<官僚>で充分なのである。
会社の社長は常に新しい現実に対応するために<感性>を磨く必要があろう。軍隊が司令官と参謀という2本立てになっている。この知識と感性のバランスをとる為なのだろう。
未開の部族も酋長と呪師がいる。
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(*^−^)ノ kohteiさんコメント新着