AM5:00

2009年07月25日
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カテゴリ: 好きな人のこと
朝出勤するときや夕方の帰り道、あなたは今日本にいないのに「会いにきてくれたらなー」なんて考えて
似た色の車を見かけるたび思わず目で追って、やっぱり肩を落とすその繰り返し。

なんであたしじゃだめなの、なんで今すぐあたしと過ごす道を選んでくれないの、なんでもっと会えないの、
ってあなたを責めたところであたしが苦しくなっていくだけ。同時にあなたのことも苦しめてしまう。

じゃあ大切な存在でい続けるにはどうしたらいいのか?
早く会いたいとか一緒にいたいと思ってもらえるようにするには、どうしたらいいのか?
いつまでもいつまでも泣いてるわけにもいかない。
「待っていて」とあなたの口から聞けたのだから、あたしは待っていてもいいのだから、
だったらその時間悲しみ続けるだけじゃなくて、少しでも肩の荷を自分で調節しないことにはきっと心が持たない。
そう思った。

本当に落ち込んだときや八方塞になって息苦しいときは、
解決策やアドバイスなんかよりまず共感して慰めてそばにいてほしいとあたしだったら思う。
これからのことをあれこれ言われるより、手を握って頷いて話を聞いてほしいって思う。
あたしはあなたにとってそんな存在でいたい。
どうすればそういう存在になれるか?
それはきっと、
何があったって怒らない、呆れない、急かさない、そういう接し方の積み重ねによって培われていくんだと思う。
そして、きっとそこに絶対的な信頼や安心が生まれてくれるんじゃないかと思いたい。

もしあたしの努力があなたに伝わらず、あっけなく捨てられてしまったとしても
「どんな時もあなたの味方でいられるように最善をつくす」という方針を心に持っていたほうが
あたしがこれからあなたを待ちながらすごしていく上で、幾分か希望を持てる。

もちろんこれからの長い時間の中で
あなたの物事の進め方や優先順位に納得がいかず不安になったりあなたをあおってしまいそうになることも時には出てくるはず。
だけど、不安を訴えて結論を急いだりあなたにあたしの葛藤をぶつけたところで
それによって何かがいい方向へ進むってことは考えにくい。あなたが疲れてしまう。
だったらその感情はあなたにはなるべく見せたい努力をしたい。

あたしの過去の話を聞いても顔色ひとつ変えることなく
「何もマイナスじゃないよ」なんてあたしの目を見て言ってくれて
彼があたしの人格や数々の間違いを一切否定しなかったように
あたしも彼の好きなことや今までのこと、目標や彼のやり方に不平をこぼさずにできるだけ肯定してあげたい。



こんなふうに先の先のことまで考えた上であなたを認めることに徹底するのは
一見、なんだか悪知恵のようでもありずる賢く汚くもある、けれど、
泣いても泣き足りないほど好きでたまらない相手を
憎んだり恨んだりしてしまいそうになるよりはよっぽどいい。

違うかな?
貫けるかな、
どんな形でもいいから、まだあなたと繋がっていたいんだもん。
一人きりになって空っぽになってそれを埋めるためにまた馬鹿みたいな方法で自分を傷つけるくらいなら
苦しみながらでもあなたを待っていたい。
まだ、一人きりでも上手に生きていけるほど、あたしはできた人じゃない。





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Last updated  2009年08月16日 20時42分24秒
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