平成・つべこべ草

平成・つべこべ草

2006.01.09
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カテゴリ: ちょっと真面目

スワロフスキー フグ(Mini) SWV013-960

下関駅の放火事件を知って、怒りを覚えた。幸いなことに、怪我人が出なかったそうだ。建物だけの消失で済んで良かった、と思う。

 下関を離れて30年以上になる。だが、一昨年行った時も変わらぬ佇まいに、懐かしさと安堵感を覚えたものだ。新幹線が開通して、私も新幹線を利用したので、駅を利用はしなかった。ホテルが近かったので、構内の売店でお土産を買っただけだったが。
 平屋建てのゆったりした空間を持つ駅だった。最近の駅ビルの中の没個性の駅と違い、駅としての機能しかない空間だった。もっとも、現在は知らないが。長い間、下関は本州の最西端の駅、というだけでなく、関門トンネルを通過するためには、直流から交流(逆だったかな)に切り替えるために停車時間も長く、機関車を接続する作業を見ているのは面白かった。そうそう、蒸気機関車もトンネルは電気機関車になった。
 小学生の時、静岡に住んでいたが、夏休みにひとりで下関に住む祖父母のところに遊びにきていた。朝、寝台車で下関に着くと、祖父が迎えに来てくれていて、その笑顔が今も思い出せる。静岡に帰る時、送りに来てくれた祖父と別れるのは寂しかった。
 一年間だけ通った大学が、山陰本線の沿線だったので、汽車(電車じゃないのよ)通学をした。唯一蒸気機関車が残っていて、煤煙で汚れたりしながら乗っていた。ディーゼル機関車も走っていたが、蒸気機関車の方が良かった。人間的だったような気がするから、かな。

 特に深い思い出があるわけではないが、生活の中にごく普通に溶け込んでいた。友達との待ち合わせ、通り道としても利用していた。

 アルバムの背景が突如切り取られような喪失感、哀しいとは思わないが寂しさは感じる。これは、遠くに住む者の感傷かもしれないけど。





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最終更新日  2006.01.09 13:14:22
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