平成・つべこべ草

平成・つべこべ草

2007.10.18
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 今月は夜の部に行った。演目は「怪談 牡丹燈籠」、「奴道成寺」。

 「牡丹燈籠」、これは面白かった。陰惨な話なのに何故か笑いが、という面白さであった。

 「牡丹燈籠」というと、新三郎のところに夜な夜なお露さんの幽霊が現れて・・・という会談だと思われがちだが、実はこのお露さんの件は話の導入部であって、本当の主人公は『伴蔵(ともぞう)とお峰」夫婦なのだ。それに源次郎とお国が絡んでくる男女の愛憎劇である。

 伴蔵を仁左衛門さん、お峰を玉三郎さんがやった。玉三郎さん、きれいなお姫様より下世話なおかみさんが意外と合ってると思う。前半の幽霊を騙すまでのおかみさん、「チュウ、チュウタコカイナ」小判を数える声に大爆笑。後半の伴蔵の浮気を問い詰める語調、何やら我が身とダブルような大笑い 友人とあれは我等夫婦の年代の会話だね、と親近感を抱く。以前観た福助さんだともっとジェラシーを耐えている、という感じがした。やはり役者さんの年齢の差かな?

 お露さんは兎も角、女中のお米の吉之亟さん、霊気が漂ってました
迫力もあり、ユーモアもありで。

 美人で元武家の愛人、お国の吉弥さん、なんとなくおばさんぽかった。売れっ子芸者には見えない。

 陰惨なお芝居だが、テンポも良く、後味も良く観られた。久々に面白かった。






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最終更新日  2007.10.18 10:18:08
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