全21件 (21件中 1-21件目)
1
またまたフィールドにて。最近のお食事から。まず定番のマハシー、おいしいです。まんなかにある味付けごはんに鶏肉を巻きつけてあります。そしてこちらも定番、山盛りのコフタ。筒状のいわゆるハンバーグです。炭焼き仕上げをイメージさせる炭燃す煙がまんなかにみえるでしょうか?もう完全にデブ...
2008年01月29日
いやあエジプトにも雨、降るんですねえ。ここ3日ばかりつづいてますよ。はげしくはないですが、寒いだけにこたえます。きいたところ冬にはけっこうふるんだそうです。旅行ご予定のかたはお気をつけて。
2008年01月23日
せっかく「旅行・海外情報」というジャンルなのでちょっと趣向をかえて。以前に行ってきた東部砂漠にあるコプトの修道院です。空気まですみきってすばらしかったです。順に・正門 ・僧院入り口 ・修道僧食堂(30年くらいまで使用されてたそう) ・教会内部(左端が聖アントニウス) ・中庭(左下隅にワイン用ぶどう園が!)です。
2008年01月12日
今日は仕事の合間をぬって(またか!)山のほうへ散歩してみました。散歩とはいっても寒いし風は強いし、途中からなんだか苦行のようになってましたよ。でも、そのかいあってこのあたりには珍しい石灰岩からこんなものがつきだしてるのをみつけました。端っこのぽちぽちの形状からカニやなんかのはさみの化石と思われます。甲殻類化石マニアにはこたえられません。しばらくいくと今度は、ひっくり返した岩の下に小さなハサミの抜け殻(現生の)がございました。砂漠でこんなのをもってるヤツといえば!そう、サ・ソ・リ。野性で生きてるのはみたことないですが、さっそくキャンプにおもち帰りしました。きのう砂漠生活のながいエジプシャンとサソリ談義でもりあがったところだっただけに感慨深いものがあります。キャンプへの帰りみち、なんだか妙に充実した気持ちでした。おしまい
2008年01月11日
今回現場に来て最初の仕事は裁縫でした。なにしろ思いのほか寒いので、忙しくなる前に作業服の開いてる胸元をスナップ止めです。どうです、うまくできたでしょう :-) 。
2008年01月09日
また明日から乗船、砂漠です。さぞかし寒いだろうなあ…で、これはまったく関係ないですけどワニのミイラです。まあ、今の気持ちがミイラみたいにカサカサしてるってことで。。。ともかく今年もよろしくです。
2008年01月07日
おかげさまで年末年始は砂漠でなくカイロでホッカイロのごとく温かく過ごすことができそうです。エジプト赴任をはじめいろいろあった2007年でしたが、無事年越しを迎えられそうな気配に正直ホッとしています。みなさまにおかれましては2008年もどうかよい年になりますように!
2007年12月31日
待ちに待った下船(現場のクルーチェンジ)です。今日はモハマッド(仮名)がぼくとの交代でやってきました。約2時間の交代引継ぎの間、仕事の件はほとんどなく、モハマッドがイード(犠牲祭)中に帰省していた田舎でのお話。彼の実家では巨大な池で魚を養殖しているらしいのだが、その魚っていうのがいわゆるボラで、アラブ語ではブーリーっていうらしい。つまるところ世間話なのだが、先だって出た魚料理もブーリーであり、それが下のようにトマトやたまねぎ詰めのおいしいものだったからつい盛り上がったのである。下船のうれしさも手伝って…で、来年のイードではぜひ彼の実家にお邪魔させてもらうことにしたのであった。で、これはお話の中でモハマッドの描いたブーリー。かわいい?下には「250g」と重さが示されている。
2007年12月26日
今回の現場、初のセンメンが出ました!センメンは渡り鳥でウズラの仲間です。たぶんこんな感じです。エジプト料理によくあるハトにご飯をつめたもののようにウズラに焼き飯おじや風のごはんが入ってます。このセンメンにはほんと目がないんです…遅い夕食というのに食べ過ぎてしまった。。。4羽も。おいしかったけどスーパー高コレステロールだわ。
2007年12月21日
ここのところ現場作業は自分の領域を外れてるんで暇っす。この時間を利用して近くに見えてる火成岩の山登りに挑戦しました。いや、風化した花崗岩の表面がすべるのなんのって危ないことこのうえない。おまけに長靴なので足場が悪いことしごく。でも、苦労して頂に登ったおかげで直後、眼前にひろがる風景に思わず「ヤッホー」。この山で水晶、ひろってきました。左側岩石の中央に見える六角形のです。右の赤いのはこの山全体を形成している赤色花崗岩です。こちらのファラオの棺おけによく使われてる岩石です。たしかギザのカフラー王のピラミッドのなかにある石棺もこれだった気がします。有名なクフ王のにはまだ入ったことがありません。最後に登頂の喜びの瞬間です。
2007年12月21日
きのうの昼食はすごかったですよ。なにしろヒツジのキ○タ○だったんですから。きのうはEidっていう犠牲祭のお祝いだったんですが、ここ現場にもおとといヒツジが2頭連れてこられてのんびりキャベツなんか食べてたもんです。近寄ると手なんかペロペロなめてきてとてもかわいかったんですが、翌朝こんな姿になるなんて。現場のリーダーと食べに行ったせいか、レアものをだしてくれたんですね。「おまえ、もっと食べろ」と丸一個分食べさせられましたよ。ちょっとやわらかめの高野豆腐みたいな食感で、味は淡白、魚の白子に似てました。やっぱり同種なんでしょうか。トマトソースでいただきました。アラブ語でマハシーっていうそうです。
2007年12月21日
いちどカイロに戻ってからのまたまたの現場…ちまたはフィーストやクリスマスモードなのに…いよいよ砂漠も寒さを増し、これがあの熱かったエジプトか?と思わせんばかりの気温。と、そこへかねがね希望の厚手作業服!(写真中)前回掲載のもの(写真左)が多少サイズが大きすぎたせいもあり、うれしさ100倍!これで暖かいキャラバン生活がおくれるというもの。デザインも青いウルトラマンのウルトラマン・コスモスルナモードやウルトラマンヒカリみたいにかっこいいでしょう?
2007年12月19日
はじめて作業のおはなし。今日はこんな化石を見つけました。仕事上、かなり貴重な発見でした。顕微鏡で見るちっちゃなもんなんですが、アンモナイトみたいに巻いているのがわかる?そのあとカイロの事務所からこんな贈り物が届きました。冬用の作業服です。通常の右のものと比べるとかなり厚くって着ると宇宙服みたいです。でもすごく暖かくてうれしい。なにしろエジプトの砂漠とはいえ、12月に入った今、昼でもけっこう寒いんです。風もあるし。ちょっと早いX’masプレゼントかしら。
2007年12月04日
昨日5たび現場入り。今日の昼食。これは本当においしかった!一見ふつうのビーフにチキンなんだけど、同伴のエジプシャンによると肉を焼く前に一度ゆでてあるんだそうな。たしかにやわらかくてとろけそうだったわ。また作業服がタイトに…それにしてもほんとに食事しか楽しみが…
2007年12月01日
ああ~あ、また現場か・・・(泣)乗船っていうのはいわゆる我々の仕事仲間での現場作業のこと。私たちの現場は海上であることが多く、たとえそれが今回のような砂漠の真ん中であっても慣例的に現場にいくことを"乗船"って言ってるんですねえ。休みもなく、実入りも少なく暖かい家庭とも離れてのいつ終わるとも知れない"乗船"期間。あーあ、気分はこんな果てしない放浪者。
2007年11月29日
毎度毎度の料理ネタ。なんしろ現場じゃあ食うことしか楽しみがないの。ここでは全部がエジプトオリジナルなのでカイロでも少ないエジプト料理レストランに毎日行ってるようなもんよ。で、きのうのランチ。ごはんのまわりにイカと白身魚のフライ、右下にやはりイカの煮込み。同僚ヤバーニー(日本人)のふたりは「シーフードはあたる」と食べなかった。真ん中のじゃがいもシチューが絶品でした。さらにその後の夕食。チキンバーベキューにやわらか牛肉。シンプルな味でとても美味(アラブ語でとてもおいしいは「ラジーズギッダン」)。むこうに見えるのはここで揚げてるポテチ。こちらもパリパリでうまし。司厨長(料理長)が交代したせいか全部うまうま。で、いまや腹まわりがブクブクでツナギ作業服もキチキチ。
2007年11月18日
現場じゃあ忙しさと面倒くささでキャンプの食堂にはあまり行かない。で、しぜん部屋まで持って来てもらうことに。ところがデリバリーはメニューの要求がなかなかうまく伝わらない。とくに今朝はただのアエイシしか来てなくてかなりのショック…このショットはその後そうとう苦労してゲットしたアエイシサンドイッチをもって喜ぶらくだの図。中身はフール、卵、チーズの当地お決まりの3点セット。トマトとキュウリのつけあわせもおなじみのもの。これにターメーヤが加われば最高なんだが…
2007年11月17日
久しぶりのアップっす。まずは砂漠の写真から。いわゆるオアシスなんかがあるナイル川左岸以西の砂漠は西方砂漠(Western Dessert)と呼ばれてますが、これは右岸側の東方砂漠(Eastern Dessert)。現場に向かう途中で出会う好きな風景のひとつなのよ。前々回はここに野生のラクダ数頭をみかけました。やっぱ砂漠にはラクダだねえ。で、なんとも形容しがたい(ちょこっと嫌で)現場シフトの初日、クルーチェンジ(作業人員交代)のため余ってしまった朝食用サンドイッチの独り占めの図。こちらでサンドイッチっていうとこのようなアエイシ("生活"の意)っていうエジプトパンに巾着みたいに具が入ったものを指し、中には大好きなソラマメコロッケ(ターメーヤ)や煮豆をつぶしたもの(フール)、それに玉子焼きやなんかいろんなものが入る。ちなみにターメーヤは調理準備に時間がかかるらしく、なかなか出してくれない。でも前に強引にお願いして一回だけ出た(すごいおいしかった!)。配達用にアエイシの皿には「日本人」なんて書かれた紙片が封入!名前で、いやせめて職名で呼んでくれ!現場からカイロに戻ってよりふたたび砂漠。でも今回のは遊び。石灰岩の地層にはり付いてるのは我が息子たち。親の血を引いてか、化石探しに夢中の図。こんときはなかったけど、たま~にサメの歯なんか見つかることあり。
2007年11月11日
砂漠の現場にきて一週間。仕事環境はなかなかっす。ここで働いてんのはみんな下のようなごっついエジプシャンばかり、もちろんヤバーニー(日本人)はぼくひとりっす。でもみんな素朴でいい人ばかり。これはいわゆる現場責任者の交代の場面で、右にいるのが新しく来たおじちゃん。「いやまた、ようこそ」ってな感じで同じ境遇をわかちあい、かつ旧交を温めてるってところ。厳しい環境にいればいるほど仲良くなるんすね。いわば戦友ってとこでしょうか。で、奥に見える料理はターギンっていう肉と野菜をトマトソースで煮た絶品でした。ところで一昨夜はキャラバン(キャンプ)でネズミをみました。これこそ「砂漠のネズミ」、こりゃあかわいい。こんな一幕が孤独な夜をなぐさめてくれるのでした。何ネズミか誰か教えて!
2007年11月01日
きのうはかわい・おいしいウズラについてけど書いたけど、思い出せば日本の実家(四国)のあたりではウズラの卵のフライがおいしいんよ。ちっちゃなたまごのフライが3個、おでんみたいに串にささってスーパーで売られてる。いまでも帰省するとよく食べるんだけど、不思議に関東やほかの地域にはあまり見ない。だれか「ウズラの卵フライ」、売ってるところ知ってたら教えてちょ。ところで、またウズラ!しつこいけどエジプトでウズラっていったらかなりその歴史、古代エジプト人とのかかわりも深かったらしく、その狩猟の様子なんかが遺跡に残されてるらしい。たとえばサッカーラっていうところのマスタバっていうひと(多分ファラオのそばにいた偉い人)のお墓の内部に古代人たちが網を使って渡ってきたウズラを捕ってるところの描写があるみたい。前に行ったときには気づかなかったのでまた行く機会があったらぜひ探してみよう。そんなこんなで写真整理してたらおんなじマスタバ墳でこんなのがあったので載せてみよう。なんとカバ!当時はナイル川の下流にもカバがいたんですねえ。んなことよりこんなサーフボードみたいなのに乗って槍でカバ突いて危なくないんでしょうか?かなりの犠牲者が出たこととお悔やみします。で、仕留めたカバ、食べたんでしょうか?肉なんかすごく堅そう(泣)。
2007年10月24日
いやあ、先日は砂漠の現場で珍味を堪能しちゃいましたよ。エジプト語で「センメン」っていうらしいんですが、あまりにおいしいのでまわりのエジプト人に由来をききまくって失笑をかいました。でもその結果、それがウズラの仲間でその上野生、地中海を渡ってきたものを鉄砲でうって捕ったものだってことがわかりました。なんとウズラ、ウズラが飛べてしかも渡りまでするって知ってましたか?てっきり大地を歩く鳥だと思ってたのでびっくりです。当地でよく目にするハトとサイズは似てるんですが肉付きがずっと良く、本当においしかったです。あまり市場には出回らないらしく、現場で苦労してるおかげかなとひとりで喜んでます上方にみえるのが首(ちょっとグロい?)。
2007年10月23日
全21件 (21件中 1-21件目)
1