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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jul 8, 2010
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「消費しろしろ」と日本政府はやっきである。景気対策は再び国民が豊かさを取り戻す手段なのだが、それが本命かのよう。しかし、外国政府要人達は核心をついている。日本については、景気対策で余り心配をしていない。アメリカ、ヨーロッパなどは国の借金が大きく、景気対策をすればするほど借金が増える。借金というと、貸し手があるが、「他国に依存した借金経済」なのだ。日本の借金のほとんどは自国であるから、いわば、資金の自給自足である。前島密が構築した制度(国民がなけなしの貯金を、タンスでなくを郵便局に預け、その運用を郵政省が、大蔵省資金運用部にその時代、時代に望ましいと考えられる分野に重点的に貸し付ける(傾斜的資金供給)方式で明治時代の諸外国に追いつけ、追いつけでやってきた。官僚も一生懸命に努力した。高度成長が過ぎた今は、資金がだぶつくような事になってはいる。投資機会が簡単に見えない時代に入り、投資利潤が低くなり、金利水準は下がった。特に、景気対策のための刺激が、ケインズのいう政府投資の乗数効果だけでは難しくなり、市場金利を0近くに誘導してもLIGUIDITY TRAP(流動性のわな)にはまったままである。市場金利を政策金利で0に誘導するものだから、国民のなけなしの貯蓄は、タンス預金よりも泥棒にとられないだけましな状況で郵便局・銀行に預けられている。特に、年金生活者は年金以外にこれといった収入はなく、「年金の金利で、なんとか生きていきたい。」と退職前に胸算用をしていたのが、「パー」である。また、その年金も、「若い人が支えていくのができなくなったので引き下げる。また、介護保険も年金から直接徴収する。さらには、「後期高齢者」として邪魔者扱いされる(多少ましな表現となったが、僻みからか「意図・余分に生きるな!」だけは分かったような気がする)」。

現在は、「官僚」がなんでも悪いとマスコミが採り上る。国民は操られ扇動を真に受け、喝采する。
官僚も同じ国民であり、明治時代には日本を引っ張ってきたという、高邁な意気は持っているとおもう。官僚出身で政治家になった人が、官僚をひっくるめた悪口をとくに言うようにみえるが、官僚には優秀な人材が多い。不況の時代であり、誰がその職に就くかは、管であれ民であれ、適材適所で配置するのがいいのであり、不適な管が居座るのはごめんこうむるが、ただ、民であればいいというのは安易すぎる。
例えば、隣に新築の家が建築中である。そのため、冬場は日が当たらなくなり、高さ制限を超えているようだから調査してくれと、行政に言う(トップまで見るのでメールが効果的である)と、「行政の自由化」以来、建築基準法の検査が民間へ委託されたため、行政は口出しが困難になっている、という。委託先の不出来は行政が監理すべきだ。「行政の自由化」は、単に仕組みが複雑になっただけで、「たとえて言うと、ゼネコン、下請け、孫請け」のように、管が表面だけ丸投げのゼネコン並になったようなもの。管理責任は行政ではないか。あらたな無駄を創ったに過ぎない。
「行政の自由化」は一つの流れではあるが、いまも日本を支えている「大事なビルトイン制度」をただ言葉上どおり、「ぶっ壊そう」という(そう聞こえる)のは、外国からみても、おかしな、「切腹」話に映ろう。外国からみて、他国政府が、「罪より利益のある者」に、「切腹」を命ずるのは、競争上、誠にありがたいことである。坂本龍馬なら「このような隙を創るな!」と叫ぶだろう。
ただし、くどくなるが、制度自体から甘い汁を吸うような「偽官僚」がいることには、水戸黄門ならずとも、印籠を見せねばならぬ時はある。「官僚」は日本の政治経済を西洋並みに高める(いやそれ以上の、民のための福祉国家を創る)ことに、心血を注いできた時代があったのを忘れてはならない。マスコミ(や政党)は市民の側に立つことを、「視聴率」や「内閣支持率」などに向けたがる。このような、瞬間的人気にのみ評価の支点を置いていると、古代ローマが没落、崩壊したように、(貴族の)衆偶政治と同じ道を辿る。
そのようなことにならぬことを祈るばかりである。





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Last updated  Oct 31, 2013 07:50:19 PM
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衆偶政治の捕捉  
めいてい君  さん
A,B,Cの3つの党がある。それぞれが仮に1/3ずつの権利を持っているとする。どの党が勝利するかは、何らかの利害で、組んだ方が勝つ。どのような観点で党が立つのかには必ずしも関係ない。当初の党の宣伝が、組む際に変更されても、アバウトでもやや近いものならよいとされる。多数決方式なら理想的なものに決まると考えるのは、夢でしかない。民主主義といっても、「少数派」はもちろん無視され、「多数派」でもその理想が必ず実現されるとは限らない。「全員が聡明で意見が割れないとき」しか理想は実現しない。追記す。本文訂正:LIQUIDITY ← LIGUIDITY (Jul 8, 2010 07:40:44 PM)

金利差による年金生活者から銀行への所得移転  
めいてい君  さん
預金金利が高いときに将来もらう所得を夢見て、貧しい給与所得から消費を切り詰めて貯蓄する人がいるとする。他方、儲けを企てて、危ない分野に投資して、貸し倒れを多く作り、倒産間際にある銀行を救うために政府がテコ入れするとする。不況になっているので、公定歩合(銀行への貸し出し金利)を下げるが、投資を呼び込む効果はなかなか出てこない。仕方なく銀行券をじゃぶじゃぶと発行する。ますます金利は下がる傾向にある。しかし、銀行は、自分の貸し出し金利はできるだけ下げず、預金金利だけがさがって行く。銀行は、困っているときは政府に助けてもらうが、政府が不況で困っているときは同調せず、自分の所得(=貸出金利-預金金利)が増えることを優先させる。預金者の中の年金生活者は低金利の影響をもろに受ける。いまは、貸出金利と預金金利の差が著しくおおきい。所得移転が起きているのだ。このような不利が起きていても何も言わない年金生活者はお人好しとしかいいようがない。 (Jul 16, 2010 10:08:58 PM)

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