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呆け頭が驚いた。
本日の読売新聞夕刊に 「 仏 など9ヶ国格下げ」 とある。
独、蘭、フィンランド、ルクセンブルグはAAAを維持した。
今後も、「独、スロバキアを除く14ヶ国の格付けが,2年以内に,
少なくとも1/3の確率で追加の格下げの可能性がある」と
警告している。
どのような基準なのか、素人の脳幹梗塞には判らないが、
危機解決に向けた処方箋もなく、病人の程度を格付けし、
人前に晒す行為を見ると、その意味に疑問を持たざるを
得ない。
病人を並べて、後どのくらいの寿命かを宣告されても、
ただ、困るばかりである。
格付け会社がレントゲン技師なら、病気診断の医師や、
内科・外科専門の手術医師も抱えるべきである。
本来なら、まずは、EUの内部監査・外部監査の報告を
待っても良いように思う。
いったい誰が認定している機関なのだろうか。
おりしも、オランダで鳥インフルエンザ・ウイルスの、
人にも感染可能な「ウイルス核」を完成したという。
いろいろの 最新のものが発明・発見 されるのは
人間にとっては、良いことも多いが、ダイナマイト、原子核
分裂などの制御も同時になされねば危険であり 、「ウイルス」
や 「格付け」 や 「信用取引」 なども同様に、世界の叡智がしっ
かり守ってくれなければ自分で自分を破壊する道具に変わっ
てしまう。
世界の叡智が大学に籠もっていては、地球は滅びるかも知れ
ない。
1/15の朝刊に米国(AA+)、日本(AA-)、中国(AA-)の評価も
でていたので参考に追加記載した。
この格付け引き下げで、EUの支援能力は4,400億ユーロから
2,700億ユーロまで減るおそれがある。
銀行団の貸し渋りから景気の後退が懸念され、ギリシャと銀行団
の債務削減交渉もより一層の難航が予想される。
さらに、新興国から1兆ユーロの資金を集めようとしている試みにも、
この 格付け引き下げ が暗雲を濃くしている。
ドイツがこれ以上の負担を自国に掛けたくない気持ちを強く滲ませ
ているが、それがさらに濃くなったようにも思われる。
「格下げの発信が国際機関でないのが、無責任である」、 と誰も
言えない。
世界がメデア恐怖のあまり、おかしくなった証拠である。
S&Pの格付け変更
Old Rank
New Rank
旧
新 [参考]
1
1
ドイツ
AAA
AAA
4
2
オランダ
AAA
AAA
5
3
フィンランド
AAA
AAA
6
4
ルクセンブルグ
AAA
AAA
2
5
フランス
AAA
AA+ [米国AA+]
3
6
オーストリア
AAA
AA+
7
7
ベルギー
AA
AA
8
8
エストニア
AA-
AA- [日本、中国AA-]
9
9
スロベニア
AA-
A+
10
10
スペイン
AA-
A
11
11
スロバキア
A+
A
13
12
マルタ
A
A-
14
13
アイルランド
BBB+
BBB+
12
14
イタリア
A
BBB+
15
15
キプロス
BBB
BB+
投機的
16
16
ポルトガル
BBB-
BB
投機的
17
17
ギリシャ
CC
CC
投機的
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