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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Feb 28, 2012
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カテゴリ: 自由が丘氏寄稿文

 自由が丘に住む旧友がオーロラクルーズの見聞記を送っ

てくれ、先日紹介した。

 脳幹梗塞の小生のために、もっとたくさん紹介してくれるように

依頼している。

 すでにご 夫婦で30回以上も海外旅行 に出かけているのだ。

 今度は、「 アラスカのグレイシャーベイを巡る クルーズ記 」を

メールしてくれた。

 彼の執筆をそのままお伝えしたいが、著作権がありそうもいかず、

以下は、小生が勝手な時間設定をし、小生なりに「 意(異)訳

したものである。

  いつも、 世界遺産の旅をTVで愉しんでいるのと 、同じような

感覚(「世界ふれあい街歩き」も好きである)で、訳者自身が旅行し

ている気分になっている、のをお許しあれ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

冒険家・植村直己さんではないが 、氷河、氷山を何となく

見てみたいので、気楽なクルーズ船からの見物に出かけた。

 場所は、アラスカ、さあ、シアトル直行便で出発である!

<1日目> 成田発16:10  デルタ航空  シアトル直行便

   ・・・・・・・・  

 さてシアトルはいま何時だろう。

 時差があるが、時差は17時間である。

 いや、時差だけではない、アメリカにはデイライト・セイビング・

タイム(DST; 夏時間 )があり、アラスカ地区では3月の第2日曜

午前2時から11月の第1日曜午前2時までは、 時計の針を1時

間ばかり巻き戻すことになっている

 そうすると、 夏時間での時差 は、16時間である。

 冬時間のTime table (=not DST season)

 London today 10:00、Tokyo today 19:00、Seattle

today 2:00 である。

 当時は 夏時間であり 、日本の成田発 16:10 はシアトル時間

では、前日の23:10(DST)となるはず。

(日付変更線通過)

< 現地1日目 > シアトル着 現地時間1日目 9:05(DST)

  (成田時間は、今、翌日の午前 1:05 でいいのだろうか)

いずれにせよ、移動時間に、9時間55分を要したことになる。

 成田からシアトルまでの直線距離は、WEBで7657.6km。

 <距離約7657.6km/飛行時間9時間55分=時速772km/h>

 であるから、ジェット機の平均航続時速は約770km/h だ。

  ・・・・・・・・・・・・

      昼頃  豪華クルーズ船(注) に乗船

       ・・・・・・・・・・・・・・(WEB情報による)・・・・・・・・

(注)豪華クルーズ船 ウェステルダム号 

      総トン数   82,348トン

      乗客定員   1,848人

      全長         950フィート 

      就航          2004年

      主要附属設備

      レストラン 4, 屋外スイミングルーム,スパ&サロン、

            スウィートラウンジ,カジノ,フィットネスセンター

      バスケットボール、バレーボールコート

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

 シアトル出港  16:00

 <現地2日目>   終日クルーズ

 かなりの揺れの中を、シアトル港から真北に向かって2日に

わたる航海である。

 大好きな海、船の最上階のデッキに登れば、360度の海原、

ただただ、呆然と海の先の水平線をたどれば、船尾の方角に

長く、遠いスクリューの軌跡がかすむ。

 太陽の光を正面に受け、スクリューの軌跡を過去とすれば、

今いる船上が現在、船の進む方向こそ未来、その未来に、

地球上の様々な、自然の場、文化の場にこの足で立ってみたい。

 船の上では、安楽椅子に横たわり、真っ青な空、流れる白雲、

横切る海鳥の群れをぼんやりと眺め、夜になっては、白い月光が

海上に揺らめく、輝く月の導き(月の道)を歩いてゆきたい。

 その先には、銀河鉄道があるかも。

 さらに暗さが増すと、その空には満天の星々、プラネタリウム

のごとき中を、キラリと流れ星、・・忘我無我、穏やかな至福の時。

<現地3日目>    グレイシャー・ベイ(氷河湾)国立公園

      (海上の滞在10時~19時)

  同公園の面積は1万3千平方キロメートル、その8割が自然

保護地域である。

  はるか昔、ウィスコンシン氷河期、ここ南東アラスカ一帯は、

大氷河に覆われていたが、次第に氷河は後退し、グレイシャー・

ベイを生み出したのである。

 港から見える氷河は、湾内に16が現存し、幅約3km、高さ

(厚み)80mで、フェアウェザー峰(標高4,665m)から続く。

奥行きは少なくとも6.5kmあり、涼冷な太陽光、空気、空間

の中で、 氷河は「薄い水色な光を発している」

 まさに初夏、真っ白な雪を頂く、2~3千メートルクラスの山脈を

抱える フイヨルド の中、紺碧に輝く海面を巨大クルーズ船がゆっ

たりと進むこと3時間以上も、船の最先端デッキに陣取り(タイタニ

ック号の主人公の気分?)、雲一つ無いアラスカ晴れを360度

楽しんでいると、氷河地帯に到着、陸地の氷河先端から1km沖

合に停泊する。

(先月、事故を起こしたイタリア客船は陸地近くに接近し座礁し

たが、実は、このクルーズ船も小氷塊に接触事故を受けていた

らしく、後で知った。)

 公園内には道路もなく、この氷河は海から眺めるしかないのだ。

 <アラスカ氷河の眺めは you-tubeにも多載されている>

 幻想的な輝きに見とれていると、突然に、氷河の一部が海に

崩れ落ち、海が爆発、隆起、・・・目で見た3,4秒後に滑落時の

轟音が追いかける

 まるで 隅田川かどこかの花火見物 のような反応。

 1時間に数回も、甲板の混雑の中からドドーと一斉に万国共

通の驚嘆の叫び声が上がる。

 さて、このアラスカだが、日本の面積の4.7倍ある。

 ロシアはかつて、クリミア戦費で困窮し、なんと米国に720万ドル

で売却したというのだ。

 アラスカは、いまでは、アメリカ大陸の国にとって、国防上重要

な拠点であり、天然資源の宝庫である。

 時代が違うが、ロシアが、「日本古来の小さな北方領土」も、

格安で手放したアラスカのように、拘泥しないなら、有り難い話、

なのにと思う。

 <現地4日目>  ジュノー (アラスカ州の州都、人口3万1千人)

    (滞在は7時~20時)

  2008年の米大統領選挙の共和党副大統領候補・ペイリン

女史が州知事だったところである。

  ジュノーは、同名人が同僚のハリスと共に金採掘を始め、

1年後には世界有数の金鉱脈を発見、鉱夫達が街の名をジュ

ノーと命名し、発展を遂げ、捕鯨、毛皮の街・シトカが寂れると

州都もここに移されている。

 ジュノーのダウンタウンからわずか21kmのところに、北米で

最も近寄りやすい メンデンホール氷河 があり、バスで1時間

ほどで行ける。

 氷河から流れる激流滝 をみる。

<メンデンホール氷河も  You-tubeに掲載されている>

  オプションで、「ヘリコプターでの氷河着陸、犬ソリ体験」

が一人5万円超であり、数人が参加した(you-tube参照あれ)。

  これを節約して、代わりに、人の腕ほどの美味なタラバガニ

の昼食を選択して満腹となる。

・・・後編をご期待・・・






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Last updated  Dec 3, 2019 09:53:58 PM
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