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最近、NHKの大河ドラマが面白くない、と聞く。
小生などは、 白内障 になったような気がしていた。
それで 眼鏡もあたらしい物に代えてしまった 。
それでも、霞んで見えるのであるから、NHKTV放送が
霞んでいる のだろう。
平安時代の ロマンチックな平家絵巻 なのだから、さぞかし
美しいドラマだと期待してはならないのだろうか。
仕事で、広島勤務は長くいたから、 厳島神社 の煌びやかさ、
学生時代の京都の八坂神社の朱色の美しさ、十二一重の衣装を
期待した自分がおかしいのだろうか。
最近、NHKBS3の「トンイ」という韓国王朝絵巻を鑑賞しているが
衣装に凝っていて、色合いにとても優れている番組であり
歴史的進行よりも番組を見るだけで心が洗われるような
気持がする。
「トンイ」の裏話が、番組の進行中に編成されて驚いてしまうが、
いかに美しく見せるための努力を行っているかを説明している。
聞けば、妃やそれに次ぐ女性二人も、
よく似合った色を、
歴史的感覚も配慮しながら、しかし、
時代考証的には必ずしも一致しない、
ぎりぎりの線で美しさや、差別化を図っているらしい。
その他の人物も、特色を出しており、必ず笑いが取れる人物も
配置して、進行や演技を盛り上げる工夫をしているように見える。
時代考証を超越していることを公言できるくらいの美意識が
誇らしげでもある。
日本では、このような番組編成はあり得ないが、
あまりにも酷いようなら、
反省してもいいように思う。
「トンイ」と比べているせいか、「平清盛」が意識の上でも
「霞んで」しまうのである。
日本の王朝絵巻であるから、もっと鮮明に描いて 貰い
たい物である。
例え、 実際の時代考証が正しくても、「これはドラマ」でも
あるのだから、国民がその美しさに酔いしれるような
脱時代考証 が有っても良いのではないか。
「龍馬伝」にも薄汚い場面は確かにあったが、歴史的背景
や、役者の巧さがそれを意識させずにすむような緊迫感が
あったように思う。
今回は、役者に素人っぽい者が多いのも気になるが、
それ以上に話が分かりにくく、場面も霞んでいる
ような気がする。
主人公の人の良さが、平清盛の「既得像」と異なるのかも
知れないが 、「映像の霞」 がハイビジョンでありながら
強調されるほうが番組をつまらないように見せているような
気がしてならない。
目の悪い老人にも、優しい気配りが欲しいNHKの大河ドラマ
である。
一年も見続けるのだから、 途中で目を見張るような展開 を
期待したい。
呆け老人の嘆きが、諄くなってしまった。
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