PR
Calendar
Keyword Search
Comments
Freepage List
Category
タンザニアからケニア、さらにエチオピアへと高原地帯が
続くが、地球の割れ目と言うべき、「大地溝帯」が貫いており、
ジブチでは海水面より低い標高地点(▼155m)の火口湖・
塩湖が現れる。
それは、紅海を経て「死海」へと続く、今も拡大する割れ目。
ジブチはその三角地帯にあり、付近は古代人類発祥の地域らしい。
と言うか、古代人類の活動形跡が追跡できるような地質構造である
と言った方が、無難かも知れない。
この国の大統領は、阪神大震災の義援金を私費で1万ドル供与
してくれ、日本人の南イエメン脱出を助け、今もアデン湾の海賊
対処のための日本艦船などを受け入れてくれている。
もし、将来、紅海の海水がこの国の盆地に流れ込むような時代が
来れば、日本が率先して援助することが、恩返しなのだろう。
政治の素人であるが、大地溝帯という物理的な割れ目の先には、
シリアという人為的な割れ目・戦争争乱の地域があり、政府・
反政府勢力の抗争が激化して、仲裁機関は退避を余儀なくされて、
報道機関も日本人女性記者を含めて死傷している。
メルトダウンした原子炉の中も危険でありロボット開発が急がれ
るが、戦闘地域に非戦闘員が無防備で入り込むのには無理があり、
紛争地記者もロボットでなければ無理でなかろうか。
シリアはこの呆けの日記でも、今年2月6日に国情を記している。
ジブチ共和国の基本事情
略史<資料出所:外務省>
| 年月 |
略史 |
|---|---|
| 1862年3月 |
仏、ジブチ市北方のオボック地方をアファール族より譲り受ける |
| 1885年 |
仏、イッサ族よりジブチ市近辺を譲り受ける |
| 1896年5月 |
仏領ソマリランドに名誉総督を派遣 |
| 1946年 |
仏海外領土となる |
| 1967年3月 |
仏領アファール・イッサと改名 |
| 1977年6月 |
仏より独立、グーレド大統領就任 |
| 1991年11月 |
政府軍と反政府軍FRUD(アファール系)の武力衝突により内戦が勃発 |
| 1992年9月 |
国民投票(新憲法採択) |
| 1994年12月 |
政府とFRUDの間で和平合意に署名 |
| 1996年3月 |
FRUDが政党として正式に公認される |
| 1999年4月 |
大統領選挙 ゲレ候補当選 |
| 1999年5月 |
ゲレ大統領就任 |
| 2000年2月 |
政府と武装FRUDとの間で和平枠組み合意に署名 |
| 2001年5月 |
政府と武装FRUDとの間で最終和平案を合意 |
| 2003年1月 |
総選挙で与党連合が国会の全65議席を獲得 |
| 2005年4月 |
大統領選挙 ゲレ大統領再選 |
| 2010年4月 |
憲法改正(大統領任期の短縮(6年から5年))、再選回数制限の撤廃等 |
| 2011年4月 |
大統領選挙でゲレ大統領3選 |
<資料出所:外務省、WIKIPEDIA,世界経済のネタ帳など>
| 国名 |
ジブチ共和国 |
| 国の位置と大地溝帯 |
アラブとアフリカの十字路に位置する(タンザニア、ケニア、エチオピアからの大地溝帯が、紅海、アデン湾に分岐する場所・アファール盆地or三角地帯<アフリカ最低標高で海面下155m>である)国家。エリトリア、エチオピア、ソマリアと接し、紅海の入口、アデン湾に臨む。 フランス領アファル・イッサ(旧称ソマリア海岸)が 1977年独立。 大地溝帯の谷は、幅35 - 100 km、総延長は7,000 kmにのぼる。正断層で地面が割れ、落差100 mを超える急な崖が随所にある。 |
| 幸福度(エイドリアン・ホワイト氏) |
150位 |
| 通貨 |
ジブチ・フラン(Dfr) 1米ドル=177.7ジブチ・フラン(固定レート) |
| 国旗 |
緑は国土を、水色は空を、白は平和をそれぞれ表し、赤い星は統一を表す。 青はソマリ系のイッサ族を、緑はエチオピア系のアファル族を、白い三角はこの2つの部族の統合を示し、赤い星は独立の闘争を表している。 |
| 面積:平方キロ |
23,200平方km 四国の約1.3倍 |
| 人口:千人 |
850千人(2011年) |
| 人口密度:/平方キロ |
36人 |
| 首都 |
ジブチ 人口約480千人 東京からの大気圏距離:9,856km 時差:JST-6時間 サマータイムなし |
| 民族 |
ソマリア系イッサ族(50%)、エチオピア系アファール族(37%) |
| 言語 |
アラビア語、仏語 |
| 宗教 |
イスラム教(94%) |
ニジェール共和国と世界の鉱物資源~ロシ… Aug 15, 2023 コメント(4)
人道無視のボコ・ハラム(Boko Haram) Dec 19, 2020
カメルーン共和国の基本事情の改訂 少… Dec 4, 2020