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知られている。
国土は独立時に比べて、隣接国との戦闘で46%に縮小し、
海への 出口までも割譲せざるをえず、内陸国となった。
高山病に罹る人も多く、コカ茶が緩和剤として良いというが、
日本、アメリカなどでは麻薬の一種として扱われる。
首都ラパス市から北東のユンガス地方へ向かう、切り立った
アンデス の断崖絶壁の80km山道(バス1台の幅)を通過
する必要があり、 雨や霧の多い気候にあり、その「デス・
ロード」は毎年200人以上の 命を飲み込んでいる。
日本からの移民は1899年のペルー移民がアンデス山脈を
越えて、 再移住したことに始まり、戦後の移住計画でオキナワ、
サンファン 移住地が開拓された。
先住民出身反米主義大統領が、炭化水素資源の国有化など
を行っている。
詳しくは、日本ボリビア協会のホームページなどをご覧下さい。
ボリビア多民族国
| 年月 |
略史 |
|---|---|
| 1825年 |
スペインより独立 |
| 1964年~1982年 |
軍事政権 |
| 1982年~1985年 |
シーレス・スアソ大統領(民政移管) |
| 1985年~1989年 |
パス・エステンソロ大統領 |
| 1989年~1993年 |
パス・サモラ大統領 |
| 1993年~1997年 |
サンチェス・デ・ロサダ大統領 |
| 1997年~2001年8月 |
バンセル大統領 |
| 2001年~2002年 |
キロガ大統領 |
| 2002年8月~2003年10月 |
サンチェス・デ・ロサダ大統領 (対米天然ガス輸出計画への先住民団体 |
| 2003年10月~2005年6月 |
メサ大統領 (前大統領退陣で副大統領から就任した |
| 2005年6月~2006年1月 |
ロドリゲス大統領 (前大統領が続いて退陣したため、憲法 |
| 2006年1月~現在 |
モラレス大統領 第一期 (左派先住民指導者で、社会主義運動党・ |
| 2010年1月~2019年11月 |
モラレス大統領 第二期(任期5年) 就任時の支持率は64.2%であったが、 対米関係、地域統合等に関し路線変更 |
| 2019年11月 |
アニェス暫定大統領 |
資料出所:外務省、WIKIPEDIA,世界経済のネタ帳など
国名
ボリビア多民族国
国土を解放してくれた二人の将軍に肖り、
「シモン・ボリバル将軍」を国名に、「アントニオ・ホセ・デ・スクレ将軍」を
首都に命名した。
2009年3月に「共和国」から「多民族国」に変更
幸福度(エイドリアン・ホワイト氏)
117位
通貨
ボリビアーノス
1米ドル=6.86ボリビアーノス(2019年8月)
国花
カントゥータはボリビアの国花。低地に咲く花で、
花弁は赤、花弁の付け根は黄、茎は緑でボリビア
国旗と同じ色。
<ペルーと同じ国花>
国旗
国の標語
Morir antes que esclavos vivir(スペイン語: 奴隷として生きるより死ぬこと)
面積:平方キロ
1,100、000平方km
(1,098,581平方km 在ボリビア 日本大使館)
日本の約3倍
国の位置と特色
国の面積はアメリカ大陸では8番目に、世界的には
27番目に大きい国である。
かつてはより広大な国土面積を有していたが、
周辺国との戦争に負け続けたために現在では最大時
の半分ほどになってしまった。
北と東をブラジル、南をアルゼンチン、南東をパラ
グアイ、南西をチリ、北西をペルーに囲まれた内陸
国である。
ラテンアメリカでも最も開発が低い水準にある国の
一つで、かつて「黄金の玉座に座る乞食」と形容されたほど豊かな天然資源を持つが貧しい国であり、
現在もその構図は変わっていない。
独立前はアルト・ペルー(上ペルー、高地ペルー)と
呼ばれていたが、独立に際してラテンアメリカの解放
者として知られるシモン・ボリバル将軍と、
アントニオ・ホセ・デ・スクレ将軍に解放されたこと
を称えて、国名をボリビア、首都名をスクレ
(旧チャルカス)と定めた。
失った国土は旧国土の半分強
独立時:237万平方キロ
現在:109.9万平方キロ
▼1884年 チリとのバルパライソ条約で銅と硝石の
鉱山が豊富な太平洋岸の領土(リトラル県)を割譲し、
海への出口を持たない内陸国になる(正式には1904年)。
▼1903年 アクレ紛争に結果的に敗北し、ゴムの一大生産地だったアクレ県をブラジルに割譲。
▼1938年 チャコ戦争が正式に終結。
ブエノスアイレス講和条約によりチャコ地方が
パラグアイの領土となる
国土の地理分類
1.「チチカカ湖およびアンデス山脈地域」29%
標高3千m以上の年中寒冷気候。 「高原地帯=アルティプラノ」という。
チチカカ湖8,686平方km、ポーポ湖2,700平方kmの 巨大湖や 巨大な塩湖ウユニが広がる。
首都ラパスはチチカカ湖近くにある。
2.「北東から東側のアマゾン熱帯地域」62%
「東部平原地帯=リャノ」という。北方はアマゾン水系、 南方はラプラタ水系に属している。
3.「中間地帯」9%
「渓谷地帯=バジェ」という。スクレ、コチャバンなどの盆地 がある。
温暖な果樹栽培適地。コカの栽培盛ん。
コカ茶として現地では飲用されるが、米国、日本
などではコカインとして抽出可能なので、麻薬取り
締まり対象である。現地では、日常のお茶で、
高山病緩和、鉱山労働の重労働緩和などにも効果
あるとされる。
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