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PM(微粒子状物質:Particulate Matter ;小生は汚染物質:Pollution
Materials と思ったが間違い)である、PM2.5という直径2.5マイクロ・メートル
(単位:マイクロ・メートル=百万分の1メートル)以下の大気汚染物質が、
「大気1立方m当たり1日平均で35マイクロ・グラム以下でなければならい」
と、日本では決められている。
この微少な粉塵を肺に吸い込めば、肺ガンや気管支炎を惹起する危険がある。
中国科学院の発表では、今年1月に北京・天津市&河北省では高濃度PM2.5の濃霧
が延べ22日にわたり発生したという。(=発生率7割)<読売夕刊Feb.5>
周辺地域には8億人が住んでいるから、大変な人類の健康被害と言えよう。
日本の福岡市でも1月31日にPM2.5が1日平均52.6マイクロ・グラム、枚方市では13日に
63マイクロ・グラム、福山市では2月2日午後1時に61マイクロ・グラムが測定されている。
西日本では、日本での規制値を超えている日があるので、不安視されているが
関東は遠隔地であり濃度は拡散され、測定値は規制値内で振れている。
東日本大震災ではSPEEDIの原発放射能拡散予測が発表されずに、
住民の避難が遅れたが、PM2.5拡散ルート予測に応用できないものだろうか?
中国政府は地球衛星からの偵察活動を国土防衛上の問題として嫌っているが、
大気環境汚濁問題の大気流をトレースすることは人類の健康維持から必須である。
日本はSPEEDIの原発放射能拡散予測方法の確立も兼ねて、PM2.5濃霧の危険警報
に応用できないだろうか。
尖閣諸島の警戒よりも、中国、および日本の大気汚染を両国で監視し、協調して解消
する努力が人類として重要であると信じる。
日本の大気汚染公害防止条例の先例を伝導し、高度な触媒技術などをノウハウとして
輸出できるのではないかと思う。
大気汚染除去事業を通して、おなじ人類として日中友好が進むことを願う。
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映画スターの私生活をパパラッチが撮影しようとして、スター側が反射板を
利用して撮影を止めさせようとしていたニュースがあり、他方で、尖閣諸島
周辺では照準合わせのレーザー照射で威嚇活動の報道がなされるなど、
光りや、レーザーが目的外で無駄に威力を発揮している。
このような「光」は光触媒でPM2.5公害を除去したり、「レーザー」はPM2.5の
粉砕・発生源の特定発見・噴流トレースに使うべきではなかろうか。
「高度技術」は共和国を目指すなら、主権者である国民の福利・厚生、平和目的に
優先的に応用すべきであろう。
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現在健康被害を受けている中国の8億人は人類の総人口70億人の1割を上回る
大きさである。
中国「環球時報」が都市圏で実地した「今後10年の中国の発展を妨げる最大の脅威」
についての世論調査(今年1月27日~2月2日)を見ても明白である。
1.「公務員の腐敗」 60.4%
2.「環境汚染」 37.6%
3.「不公平な社会分配」 35.5%
と、2番目に揚がっている。
「抗日運動」で国民の目を外に転じる前に、国内の生活を注視する時期に来ている。
PM2.5除去ができれば中華人民共和国政府代表にノーベル平和賞(環境賞)を
上げて欲しいと願う。
名誉と言うよりも、共和国政府としての義務を全うしたからであり、なかなか
出来ないことの遂行であるからだ。
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