めいてい君のブログ

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  財務省が27日に発表した2013年の通関貿易統計速報をみると、

輸出は69．8兆円、輸入は81．3兆円で、貿易収支は▲11．5兆円

の赤字となり、赤字幅は比較可能な1979年以降で最大となった。

輸入額は4年連続で増加して過去最大となり、輸出額は9.5%と3年振りに増えた。

輸出増は、円安による効果が大きく、輸出数量指数1．5％減である。 

（平均為替レートは1ドル＝96円91銭と21．8％の円安である。） 

貿易総額推移：単位億円、（）％伸び率

  地域別に見ると、中国からの輸入は過去最大で、対中国の

貿易赤字は過去最大となり、これを反映してアジアからの輸入が

過去最大で、貿易黒字は

対EUの貿易赤字は過去最大となり、対米貿易黒字は2年連続で増加した。

平成25年 地域別貿易：単位億円

　　円安のなかで、原発停止に伴う火力発電所向けの燃料輸入

も余儀なくされており、原油（16.3%増加）、LNG（17.5%増加）などが

中東、アジア、ロシアなどから輸入された。

中国からは、電気機器（半導体等電子部品、ｽﾏｰﾄﾌｫﾝなど通信機器）、

衣類・同付属品などの輸入が増えた。 

輸出額は、対米向けの自動車・同部分品など、および対中国向けの

有機化合物（ﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙ原料）などが増加した。 

平成25年分　主要商品別貿易（単位：億円）