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昨日は、自分勝手な 自主トレ を書いたが、
言葉足らずで誤解があってはいけないので補足追加する。
自主トレは3年以上が必要であり、生きている間は続けることである。
長さは兎も角も続けることが大切・・・
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本格的な自主トレ開始は、入院から少なくても1年後である。
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まず、緊急入院中は、病床にいて注射ばかり、
数週間後から院内でのリハビリテーションが始まる。
歩行訓練からである。
決まった白線ライン内を歩いたり、すこし経つと2~3段の階段の
上がり下がりの運動、手を伸ばしたりする運動、
最後に器械を使っての歩行運動や、自転車漕ぎがある。
それらはほんの僅かの時間で退院となる。
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これでは、歩くのがやっとであり、とても走る運動などは
できはしない。
小生は、県シニアテニス連盟に1年間の休部を申請した。
(いまは、休部を返上し、支部の親睦会には出場している。)
テニスラケットを振る筋肉も完全に失われていた。
まず、1年くらいは体力を温存しながら、
時々、市のトレーニングセンターで
病院で行った、リハビリテーション療法並みの運動を続けた。
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2年目くらいになって、やっと、見よう見まねでトレーニング室の機械を
極めて軽い加重で動かせるようになってきた。
テニスができるような筋肉がうまく付くようにと、
トレーニング機械の利用方法を工夫し始めた。
まずは、足、特に膝の筋肉をすこしずつ付けること、
両手の可動域を増やすことである。
最も大切なことは、体幹がぐらつかないことであるが。
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すこしずつ筋肉が付いてきても、
右手・右足には痺れが残っている。
この痺れを消せるであろうか。
通常の運動では、自分の出せる最大の力の70~80%以内に
加重の錘を押さえないといけない。
しかし、これでは、痺れた感覚が残った儘である。
100%以上に加重を上げると、突然、麻痺が感じられないくらいの
「 健康な?境地 」に達することが判る。
この域に到達しようとして、加重を一挙にあげることは危険であるので、
徐々に、その境地に達する必要がある。
それを5~10回行って休めば、「 痺れを感じない境地 」を自覚できる。
その境地を数回感じることで「 痺れから抜け出せる 」ことが判った。
(小生の場合は「 痺れを感じない境地 」はフットプレスで100kgである。)
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ただ、次にジムに行ったときに、いきなり100%加重で試したために、
腹筋を痛めてしまったことを後悔している。
「麻痺のない境地=100kg」にいきなり入ると
筋肉を切断してしまうから注意が必要である。
幸いにして、 腹筋を軽く痛めた代わりに、痺れ気分は消えてきた
ようである。
(35kg位からすこしずつ100kgに向けて加重を高めるべきで、
腰の位置もかなり下げると良いようである。・・フットプレスの場合)
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このように、脳外科の担当医は「 痺れたものは一生、 治らない 」と言ったが、
麻痺は可なり「 消えている 」。
脳外科の先生の言うには、「脳幹が詰まったために神経系統が壊れてしまい、
以前の感覚が使えなくなった」のだそうだ。
ところが、神経というものは一系統が壊れたら、不思議なことに、
其れを補うようにと新しい毛細神経の赤ちゃん が
生まれてくるらしい。
/////
呆けが思うには、神経を伝わるのは雷のような
電流である。
神経が切れても、細胞を伝わろうとする電流の流れは
新しいルートを探し続けるのだと思う。
絶えず努力すれば新しい神経系統が生まれてくるのであろう。
努力無くしては新しい神経系統は生まれてこないわけである。
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トカゲのようには行かないが、
小生の場合は、太い神経は壊れても、其れを取り巻くような
新しい、細かい神経の網が覆ってくれているのかも知れない。
先生の言う「もう治らない」のではなく、
別の「 見えざる手 」が補ってくれているのであろう。
・・・
ただ、可動域は広がったが、持久力ではまだまだフラフラする部分が
残っている。
片足立ちは、頗る困難な作業である。
太極拳でビギナーの女性がなんなく片足立ちできるのに
小生はおっかなびっくりで冷や汗をかいている。
足の裏が、いやに「ブヨブヨ」とする感じは残っており、
タオルを置いて前進運動をすることで
足の裏を刺激することも大事である。
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サーブはフェンスまで3~4回バウンドして届くくらいのひ弱さなのだが、
テニスが出来ることだけでも有りがたいと思っている。
もしかしたら、もともと、この程度だったかも知れない。
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このように、自分では、脳幹梗塞で倒れた以前がどうだったのか
今の自分との比較が出来ないくらいになっている。
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唯、重要なことは、
「 球に集中してラケットを極めて正確に振るように
全身全霊で取り組まなければ、球の行方は自分では保証しかねる 」
というもの。
昔覚えたつもりの「 テニスのカン 」は生きては居ないのである。
以前よりも球に対して真面目に取り組むようになった。
腕もしっかり振れるようになった。
真面目にスポーツをしている気分である。
仲間からは、「以前と変わらないね」と言ってくれる。
よっぽどヘタであった自分に気がつく今日である。
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このようにヘタな小生であるが、
仲間は気長に付き合ってくれる。
たまにはロブで抜いたりしても文句も言わない。
小生としては鋭いアングルや、厳しいストレートも打ちたい
と意欲ばかりは満々である。
時々は・・だが、小生がマンネリでは、仲間に無視される時も感じる。
早く仲間を「 驚かせてみたい 」ものである。
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実力が伴わない呆けの噺である。
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