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Jan 22, 2021

コロナ危機の纏め７/8：　グルーバル経済～複雑性への挑戦　第７章　複雑性の回復力

(2)

カテゴリ：思考紀行

★

「COVID-19」の感染は９８百万人、

死者２百万人時代へ

・・・2021/1/22 11:05 JST

https://www.worldometers.info/coronavirus/

★

　新型コロナウイルスは

呆け頭の小生には～人間の肺活動を阻害するウイルス

であると感じる。

を衰えさせて

呼吸活動を止めて 窒息させるウイルス である。

　味覚や嗅覚への後遺症より怖い

O ₂  を取り込めなくなる病気なのだ。

　丸山ワクチンのように

結核に罹患したものには癌患者が少ないという

経験則などを応用することも必要かもしれない。

　新型コロナウイルスのワクチンや治療薬には

風邪の治療よりも～ 肺活動を阻害する何物かの

解明にフォーカスを中てて貰いたい と思う。

　 このウイルスは夜行性でも何でもない のに～

政府は夜８時以降の外出を禁止とし、

経済を守ろうと「時短」「Go-to」など

という小馬鹿な対策に汲々としている。

　Go-toキャンペーンは、休止中であるが～

それが齎したのは～旅行代金などを引き下げて

デフレを齎しただけであったと言われている。

　小池都知事の言うように

いまは 「Stay Home」

つまり～ 「謹慎蟄居」 であらねば～

コロナは防げない。

　オリンピックにいつまでも拘る日本政府は

まさに 「バッハ」 ではなかろうか。

　世界の「COVID-19」の感染状況を的確に

把握しなければ、また、ワクチン開発・抑制効果

を待たなければ悲惨な状況をみるだけになるだろう。

世界のスポーツの祭典がオリンピックであり、

世界から孤立しないように注意しなければならない。

　オリンピックを遂行する気なら、

PCR検査実施 を１００％近くして( 現在５％未満 )、

ワクチン接種 も１００％近くする（ 現在未着手？ ）

ように努力すべきであろう。

★

コロナ危機の纏め７：

　グルーバル経済～複雑性への挑戦

　第７章　複雑性の回復力

ジョゼフ・スティグリッツ は言う。

　パンデミックは如何に回復力（弾力性）が重要かを

示しています。

　市場自体は回復力（弾力性）を本来ならばそうである

べき方法では評価しない。

　２０世紀、２１世紀初頭の経済を定義づける特徴である

新自由主義は近視眼的である。

　２００８年にもそれが垣間見られた。

　銀行が短期の利益を最大化してとても回復力（弾力性）のない

金融システムを作り上げたのです。

　そして短期主義の問題が広がりました。

　ほかの例を挙げてみる。

　米国の自動車ですが、多くの車はスペアタイアを取り

除いてしまいました。

　スペアタイアの分を払う必要がないので少しお金の

節約になります。

　タイヤがパンクしない限りはいいでしょう。

　しかし、パンクした時にそれがどうしても必要になる。

　回復力（弾力性）を犠牲にして短期的な利益を追求し

ている。　

　もう一つの例を挙げると、我々は全ての病院のベッドを

使っていることを誇りにしています。

　どの病院のベッドも空のまま放置していないのです。

　使っていない人工呼吸器はありません。

　変動や流行病などのない限り問題はありません。

効率性の果てに・・・

　多大な効率性を追求し、世界の何処が全ての製品の

すべての部品を造るのに最も安い場所であるかを追求し

それが複雑な相互依存的なサプライチェーンを作り出し

ました。

　しかし、それでは特定の場所で問題が起これば、

全体のサプライチェーンも崩壊してしまうことになる。

　我々は不十分に多様化している。

今のサプライチェーンは複雑性が足りない？

飯田康之 は言う。

資本主義と言う自由主義経済が生き延びていくためには

外にある経済（＝外部経済）の人々が一定数いてくれる

ことが安定化になる。

　全く摩擦のない道路は危なくてしようがない。

　タイヤの溝が小さな石ころを噛みこんでくれるから

安定して安全に道路を走れる。

　これと同じで、効率化するほどワンショックで

崩れてしまう。

　資本主義は混ぜ物があるから成立している。

複雑性が資本主義を支えている？

ニーアル・ファーガソン は言う。

　経済の複雑性は多様性と付加価値があることを

意味するので良いことではあります。

　此処での複雑性というのは

貿易における複雑性を指している。

　その国が貿易で輸出入を行っている

商品の多様性です。

　つまり、日本と言うのは

貿易にかなり依存した経済だと言えます。

　それはある意味、

グローバリゼーションが危機的状況にあると思われる

今日でかなり厳しい状況を迎えようとしている

とも言えるのです。

ペリー・メーリング は言う。

　これは脱グローバリゼーションだと思います。

　そこでは

国際分業の経済的なメリットを失うことになる。

　最も大きな被害を受けるのは末端周辺国です。

　世界経済に最近加わりグローバリゼーションの

最大の恩恵を受けてきた国々です。

　在庫が十分にないのは

マスクや個人防護具、重症患者を助けるために

必要な様々な機械類と言った医療用品だけではない。

　そういったものの在庫が十分にない一方で、

車や他のものを作るために必要な部品の在庫も

十分にないことも判りました。

　一つの部品が不足していると車は作れません。

　現代の生産方法で作られる他の多くのものについても

同じことが言えます。

　ですのでショックに強くするために

工業生産を再構築することになるでしょう。

　また、今まさに”vital(命に関わる)”と考えられている

産業が国内に回帰すると思います。

　製薬会社が移転され米国内に戻されるかも知れません。

　医療機器やその他品物の生産、

そして他の産業も国内に回帰する可能性があります。

　国内に確保しておくべき　 vitalな産業 は何かという

議論され始めるでしょう。

　これは囲い込みへの移行の一部と言えます。

ジョゼフ・スティグリッツ は言う。

　私は大きな確信を持っている。

　日本がどうやって

回復力（弾力性）、効率性の正しいバランスを取ることが

出来ると、そして工業技術の能力を駆使して、

サプライチェーンを効率的で回復力（弾力性）の

両方を持つように再構築できるだろうと思います。

　折り合いも出てくるでしょう。

　こうした種類の技術的ノウハウ熟考、深い思案によって、

パンデミックの後に台頭する新たに構築された経済の中で

日本がきわめて重要な方法で台頭してくるものと

大きな確信をもっています。

　・・・・・・・

　複雑性をガラパゴスゆえの強みと理解できるのか・・・

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