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May 20, 2021

鉱工業生産・出荷指数の２０２０年度「確報」は▲9.5%、▲9.8%の落ち込みと２０２１年１~３月期以降の回復には自動車産業の希少資源活用部品調達が鍵か？　日本の産業空洞化を止めるのは誰だろうか。

カテゴリ：政治・経済(国内統計etc.)

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PC画像

ゴールドカントリー（英: Gold Country、または
マザーロード・カントリー、ロード（lode）は
鉱脈を意味する）は、アメリカ合衆国カリフォル
ニア州の中央部から北東部に掛けての地域の呼称である。
ここは 1849年の カリフォルニア・ゴールドラッシュ時代
に、 フォーティナイナーズ と呼ばれた 移民の波を引き寄
せた鉱物資源と金鉱脈が あることでこの名前
古代の海底と島で構成され、約2億7,500万年前の古生代
後期に北アメリカの西端に付け加えられたものである。
ゴールドカントリーの西側はかなり後の時代である
約1億5,000万年前の中生代中期から形成されており、
大洋底から大陸の縁にあったとされる物質で作られている。
花崗岩の大量の貫入によりそれら陸地の形成が促された。
10マイル (16 km) もの表層物が過去7,000万年間に
わたって侵食された後、これらの貫入がシエラネバダ山脈中
の表面に現れた。
5,000万年前からは川と火山が堆積物を積もらせ、シエラ
ネバダ山脈の麓丘陵部の高い尾根部の上に見られる厚い層を
形成した。・・・WIKIPEDIAから

★

鉱工業生産指数・出荷指数の２０２０年度、

２０２１年１~３月期確報の公表でコロナ禍の産業界の

動向が判明した。

　鉱工業生産指数（２０１５年＝100）の２０２０年度は

「90.4」で前年度から▲9.5%落ち込んだ。

　業種別には製造工業は同じ率の落ち込みであった。

　輸送機械工業は▲18.7%、石油・石炭製品工業 ▲16.7%、

鉄鋼業は▲15.6%などであった。

　他方で、電子部品・デバイス工業はコロナ禍の巣籠り需要で

＋3.7%増加した。

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　鉱工業出荷指数では全体と製造工業は同率の落ち込みで

▲9.8%減であった。

　業種別には輸送機械工業▲18.8%、石油・石炭製品工業

▲13.8%などであり、逆に増加したのは電子部品・

デバイス工業の＋2.5%であった。

　季節調整済みの鉱工業出荷指数で先行きを推測する。

　鉱工業と製造工業は同じ動きであり、２０２１年１~３月期の

水準(2015年=100)は「94.9」であり、

これより高い水準に回復しているのは生産用機械工業「110.7」

（そのうち２割を占める 半導体・フラットパネルデスプレイ製造装置

は 「163.2」 と高水準にある・・・中国、韓国などからの引き合い）、

プラスティック製品工業「103.4」、 電子部品・デバイス工業

「101.2」、化学工業「99.0」、非鉄金属工業「98.5」、

電気・情報通信機械「98.0」、鉱業「97.2」、化学工業

（除く医薬品）「97.1」などである。

輸送機械工業 は「92.9」で、うち自動車工業は「96.5」で

あるが、ますます進む自動車の電脳化では問題を抱えている。

自動車用の複雑・高精度の半導体を嫌い電子メーカーが単純なゲームに移行
　世界的に自動車用の電子部品の調達ができずに今後の生産に

支障が出そうである（いわゆる看板方式でのボトルネック）。

テキサス州の電力会社が寒波により電力供給困難2021/2/17~で
サムスン電子（韓国）、NXPセミコンダクターズ（オランダ）、
インフィニオン（ドイツ）などの半導体メーカーの工場が稼働を中断、フォード、
フォルクスワーゲン、ゼネラルモーターズなどは生産縮小を発表
　米国の自動車用半導体工場では寒波により工場閉鎖や

旭化成マイクロシステム延岡工場2020/10/20~24
ルネサスエレクトロニクス那珂工場2021/3/19
日本の自動車用半導体工場の火災事故などの影響である。

　また、中国が希少資源の電子部品原料を独占しようとする

行動に対して、先進国がサプライチェーンを見直す移行期

でもあり、輸送機械工業の今後の回復には予断を許さない

状況にある。

　また、ほんの最近では、半導体の製造拠点の台湾が

比較的安全だと思われていたところ、航空機乗員からコロナ禍に

見舞われて蔓延しており、また、中国が台湾進攻を目論んでいる

との噂もあり～ここにも予断を許さない状態がある。

　半導体製造装置を日本から輸入してきた韓国（サムスン電子など）

がもっとも得をしているかも。

　日本は半導体製造装置を輸出することで、半導体の製造を韓国など

に奪われており、産業政策で間違った「チグハグ」が見られるような

危うさが窺われる。

　呆け頭の所為かも知れないが・・・

　これは、繊維産業や金型産業などでも明白な～

日本の産業政策での過ち（空洞化） であるから～

余程目先しか見えない先導者！ がそこにはいるのだろう。