楽猫市場

爪みがき自作

ねこぢえ アネックス
爪みがき自作
猫用の爪みがき、素材は「ダンボール」「カーペット」「麻縄」「木」など色々です。どの素材が好きかは、そのコによって差がありますが、うちで試したことがあるのは、カーペット以外の3種類。

カーペット素材のは、ほんとのカーペットで爪とぎされたらどうしよう・・・(爪とぎして良いカーペットと、そうじゃないカーペットを覚えて貰うのが大変かも)と思い、試していません。

ダンボールのものは、安価で・軽くて・ゴミ処理が楽ですが、あまり長持ちしないのと、マタタビやキャットニップで匂い付けした場合、にゃーのヨダレでべろべろになって、いっそう交換のサイクルが早くなります。

麻縄を巻き付けたものは、傷んでくると繊維が毛羽だってきますが、結構長持ちします。ホコリやゴミが少ないのもGOOD。立てたり、ぶら下げたりして使った場合、子猫が登って遊ぶのに、ちょうど良い手応え(引っかかり)があるようです。

木製のは、手足がでっかく、パワフルなオス猫さんたちに人気。両端に近い部分を集中的につかって、真ん中のあたりはキレイなまま残っていることが多かったりしますが。(むー、勿体ない)

色々使ってみた結果、うちでは麻縄製の爪とぎがメインで活躍しています。でも、けっこう高価なんですよねー。長持ちするし、製品になるまでの手間を考えたら、他の素材のより高価でも仕方ないのですが。

それと、使ったあとに丸ごと「捨てる」のがなんだか勿体ない。縄の部分だけ交換できたらいいのにと思いませんか?

というわけで、麻縄リサイクル爪とぎのD.I.Y. (「D.I.Y.」=do-it-yourself の頭文字、「自作」のこと。)

準備-1:
まず、麻縄を巻く芯になる部分を用意します。これは、既製の爪みがきの使い古しを、麻縄が巻けるよう、芯だけにしたものや、同サイズ位の板、ポール状の形のものでOKです。
*設置したい場所にあわせて、芯の寸法から自由に作ることができるのも自作のメリット。三角柱の形の芯で作れば、ケージやお部屋の隅にぴったり収まるものが作れます。

<図>芯の例
1)板、使い古しの爪みがきなど
2)木やその他の素材のポール(円柱状のもの)、ダンボールを固く巻き、ガムテープで固定したものでも
3)太めの青竹(両端ぎわに節がくるようにすると便利)
4)キャップ付き塩ビ管

準備-2:
用意した芯に、両面テープを貼ります。図のように貼ってもいいし、巻いている最中に麻縄がズレないようになっていれば、どんな貼り方でもOKです。両面テープは接着力が強く、テープ幅の広いものを選ぶと良いです。

麻縄を巻きます:
軍手をはめて、ひっぱりながら・隙間無く・キッチリ巻きます。巻き始めと巻き終わりの固定は、ガンタッカー(木や壁にうてるホッチキスのような道具)があれば便利です。ゆるまず固定できれば、どんなやり方でも良いです。

完成

材料と道具

→麻縄:麻縄は太いものから細いものまで色々種類があります。太いモノは爪みがき用に、細いのは小さく巻いて猫おもちゃをつくるのに手頃です。

→強力両面テープ:モールテープ
床に這わせるパソコン等のケーブルを、ツマズキや踏みつけから保護するトンネルパーツが「モール」。そのモールを床に固定する両面粘着テープが「モールテープ」。デコボコ面でも頑張ってくっつきます。

→ガンタッカー
ステープル(針)足長さ 6・10・13(mm) のが使えます。くれぐれも自分の指等にはお気を付けください。(絶対、人や動物に向けないでね)


(Copyright: 楽猫 , All rights reserved.)



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