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今日はあまり気になる適時開示速報がなかったので、投資に関するコラムをひとつ。戦後日本はものづくり大国として成長し、今日では世界に通用するすばらしい技術を持った日本企業が数多く存在します。トヨタ、ホンダ、キヤノン、東芝、富士通、シャープ、ソニー、任天堂など、挙げればきりがないですが、しかし、これらのほとんどの企業が、実は外資系の企業であることをご存知でしょうか?外資系といっても、ふだん私たちが使うような「外資系」とは少しニュアンスが違います。これらの企業はきちんとした日本の企業ですが、その株式の大半が、外国人によって保有されているということです。日本の株式市場における売買の大部分は、アメリカのヘッジファンドなどの海外勢によって占められています。それに比例して、日本の主要な企業のほとんどの株主も、外国人によって占められています。つまり、日本の誇る世界企業の大半は、外国の投資家によって所有されているのです。別に外人非難をするわけでも、排他的な考え方を奨励するわけでもありませんが、この現状は悲しいことですし、日本経済にとってもよくないことだと思います。日本は戦後ものづくり大国として成長し、今日では世界に誇れるすばらしい技術を持った日本企業が数多く存在します。しかし、これらの企業が生み出した利益の大半は、所有者である株主、つまり外国人投資家のものになります。日本に入るのは労働に対する給与だけ。トヨタがいくら外貨を稼いでも、最終利益のほとんどは外国に逆戻りしてしまいます。じゃあ、日本の資本はどうしているかといえば、そのほとんどが貯金に回っているのです。私たちが銀行にお金を預けると、銀行は大喜びします。なぜなら、銀行は私たちの預けたお金を10倍くらいに増やして、私たちに支払う利子よりも高い金利で企業に貸し付けることができるからです。まともに経営されてさえいれば、銀行というのは非常にもうかるビジネスだと言ったのは、バークシャーが株式を保有している、ウェルズ・ファーゴ銀行のいつかのCEOだったと思いますが、その通りです。昨今の金融機関を取り巻く状況は厳しいですが、しかし、銀行業が儲かるビジネスであるということに変わりはありません。バブルに踊った銀行が破たんすることはあるかもしれませんが、今後も銀行は私たちから集めた預金を使って、儲け続けていくでしょう。さて、その銀行の所有者ですが、これもまたほとんどが外国人によって占められています。つまり銀行が稼いだお金の大半も、外国に流れてしまいます。結局、日本に入るお金は労働に対する給与と銀行に預けた利子のみになってしまいます。企業が生み出す付加的な利益と、私たちのお金から生み出された資本利益の大半、つまり一番おいしい利益は、外国人投資家にいってしまうのです。外人批判をしたいわけではありませんし、銀行批判をしたいわけでもありません。しかし、私は少し古い気質の人間なので、せっかく世界に誇れる素晴らしい日本企業があるのだから、それは日本人が所有できたらいいなと思うのです。そうすれば、日本企業が世界で稼ぐ外貨が、日本に入ってきます。そうすれば、思うように給料が伸びなくなった私たちの所得が、少なからず増えます。そうすれば、少しは日本経済は活性化して、世の中少しはよくなるんじゃないかあと、思っているのです。世界に羽ばたく日本企業を、日本人全員で保有し、応援する。企業は外貨を稼ぎ、国民は豊かになる。つらい時も、国民みんなで支え、短期的な株主権利なんたらを叫ぶのではなく、辛抱強く企業を信じて待つ。経済的にも、民族的にも、こんな社会が作れたら、なんだかとてもたのしいな、と夢見ています。
2009.02.16
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☆本日の気になる適時開示☆ベストブライダル<平成20年12月期決算短信>ハウスウエディング(邸宅風結婚式場)大手のベストブライダルが、今期の決算を発表しました。同社は競争が激化するブライダル業界の中で、高級感を武器に成長を続けてきました。今期の決算も、昨今の不況をものともしない好決算で、前年比16%増の利益をあげたようです。来期予想利益も30%増と、空前の好決算といえます。同社のROEは28%超、来期もおそらく同等以上の水準をキープし、収益性の面では私の投資基準をクリアしています。しかし、同社の懸念は借入金が多いこと。自己資本比率は29.3%と、高いとは言えない水準です。借入金が多い企業は、成長が高水準で続いている間は問題はないのですが、いったん業績が悪くなると、坂道を転げ回るように業績が悪化してしまう可能性があります。その良い例が、昨今の不動産ファンド銘柄でしょう。不動産市況の回復を受け、多くの不動産ファンドが業績を伸ばしましたが、サブプライムローン問題などの影響で不動産市況が悪化したとたんに、行き過ぎたレバレッジのために大半の企業が倒産してしまいました。同社の借入金は長期のものがおおく、すぐに財務的な問題が生じるとは言えませんが、長期的に同社を保有する中で、無視はできない点です。同社のPERは5倍以下、来期予想は4倍割れと、割安感では非常に魅力的な水準です。ついつい手を出したくなってしまうところですが、ここは一歩引いて見て、同社の自己資本比率が改善されるのを、辛抱強く待とうと思います。<マネー&マーケット ベストブライダル>
2009.02.13
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☆本日の気になる適時開示☆ナカニシ<平成20年12月期 決算短信>歯科医療用高速回転機器のナカニシが、決算を発表しました。同社は歯科医療高速回転機器(歯医者さんでよく効くチュイーン!って言う機械)という一種のニッチ市場で、高い世界シェアを武器に高収益を上げてきました。ニッチ市場特化型の高シェア獲得による収益性、自己資本比率80%超という安全性、世界中で販路を拡大している成長性などの面から、私の投資基準に合格していた企業でした。そのナカニシが、円高の影響をうけ五年ぶりの減益、来期予想も30%程度の減益になると発表しました。優先順位的に保有してはいませんでしたが、基準を満たしており保有銘柄の候補であった同社の悪い決算には、驚きを隠せません。為替の影響の大きさを再確認した適時開示でした。さて、今後の方針としてですが、1、今決算の多くは為替の影響によるものであり、同社の市場における強味が失われたわけではない2、今後半永久的に現状の円独歩高が継続するとは考えづらく、更なる円高を織り込んだ株価にまで落ち込むのなら、十分に割安感がある3、同社の財務状況は少しも揺らいでいないことなどから、もしも今後株価が3000円を割り、PBRが0.6~0.7倍程度まで下落する場面があれば投資することを検討しようと考えています。もちろん、株価がそこまで下落した場合でも、現状これ以外に有望な投資先が多数あるため、それらとの比較になることは言うまでもありません。<マネー&マーケット ナカニシ>
2009.02.12
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☆本日の気になる適時開示情報☆オオゼキ <自己株式立会外買付取引(ToSTNET-3)による自己株式の取得結果に関するお知らせ >昨日お伝えしましたオオゼキの自社株買いの結果が発表されました。自社株買いの発表をしても、実際に行わなければ意味がありませんし、実際にそういう例もありますので、しっかりと宣言が実行されたかを確認することが重要です。さて、この発表をみると、宣言には若干届かないものの、8、9割程度の自社株買いを実行できたといえます。有言実行を果たしたということで、今後のオオゼキには注目です。<マネー&マーケット オオゼキ>ノバレーゼ<平成20年12月期決算短信(非連結)><自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ>邸宅風挙式プロデュース、婚礼衣裳等を展開するノバレーゼが、決算と自社株買いの決定を発表しました。決算内容は純利益が17.5%増、また、来期予想純利益も8.9%増と、この不況下においてかなりの好いものだといえます。ROEも30%前後と高く、経営効率の面では私の投資基準をクリアしています。しかし、最近の数年間で急成長を遂げたまだ若い企業であることや、事業の規模がまだ小さすぎること、また、当社の競合に対する圧倒的な強みがなんであるのかが私には見つけられないことがネックです。特に私にはブライダル業界のことがさっぱりわからないので、現状では分析のしようがありません。私の武器は若さであり、新しいことに対する理解力だと思っていますので、今後同社の株主通信などを読み込んで、業界にや当社への理解を深めていきたいと思います。株価は4倍弱と非常に割安感が強く、自社株買いの発表から株主意識も見えるので、今後数年間この業績を維持し続け、ベンチャー企業を卒業することができれば、投資先として非常に有望な企業の一つになると考えています。<マネー&マーケット ノバレーゼ>
2009.02.10
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☆今日の気になる適時開示速報☆オオゼキ超堅実経営で、食品スーパー業界最高水準の経営効率を誇る同社の課題は、50億円もの国債・投資信託保有によるROEの低下でした。つまり、本業は好調であるものの、利益の大半を社内に留保し、しかもそれを国債で運用するという資本効率を軽視した資本政策をとっていたため、投資家にとって十分なリターンが得られないことが問題でした。また、先日は会計にかかわる不祥事なども発生し、投資家軽視の企業であると見ていました。しかし、ここにきて、少し変化が見られました!本日、「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」を発表し、5%近くもの自社株買いを発表! しかも「自己株式立会外買付取引(ToSTNET-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ」にて、自社株買いを即座に行動に移す姿勢も見られます。同社は、昨今の不動産価格の下落等から、低コストでの出店機会をとらえ、3年ぶりに出店攻勢を強めていくこともすでに発表しており、業績の着実な伸長も見込めます。私の投資基準を満たすには、よりいっそうのROEの向上と、株価の下落が必要ですが、株主を向いた経営を行い始めたことから、今後も同社へのチェックを強めていこうと思っています。<マネー&マーケット オオゼキ><オオゼキHP>
2009.02.09
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