やわらかほっぺちゃん

あまりブログには書いてきませんでしたが・・・

実は、仕事で、今年入った新採に悩まされてきました。（ちょっと前に書いた１１月に入った彼とは違います）。

４月当初、私のエリアを中心に入ってもらうということで、面倒を見てくれといわれていました。まぁ幅広くいろんなこと・いろんな先輩にくっついて学んだ方が良いので、私だけというわけではなかったですが・・・。

４月下旬に視察に連れて行った際、先輩の仕事をバカにする発言がありました。よくある大卒（どころじゃなく、大学の助手だったんですよね・・・）が現実を知らず、頭だけで発言してるんだなと思い、その夜飲みに誘いました。

その先輩はその仕事でとても苦労してやってきたこと、農家の方がやりたいということを時には無理をして支えないといけないこと、まだその件が失敗だと判断するには早いこと（実際効果があることがわかりました）、時には自分が納得しなくてもやらなきゃいけないこともあるとか私としては丁寧に話しました。

でも、彼、わかんないんですよね。『いや！納得できない』とその人はいい張りました。

相当頑固。

しょうがないので、私の経験を話しました。私がこうしていろんな人に育ててもらったこと、今でも一人の人間として農家さん達とつきあえていること、その他仕事から学んだ私にとっては宝物の話・・・。

それも、私の言葉が終わらないうちから否定してきました（なぜ否定なんだ！？）。自分は、自分は・・・と、自分の話に持って行こうとするんですよね。なんで、あなたが登場するんだ？

訳がわかりませんでした。挙げ句の果てに、自分の人生、自分が主役で何で悪いんですか　と言い切られて（たぶん、この仕事は主に他人のためにする仕事だから・・・という話の流れだったんでしょう）、こりゃこれ以上何言ってもだめだとお開きにしました。

その晩なんだか悩みました。夜中に起きて寝付けなかったです。翌日会社の先輩の所に相談しました。『気にしちゃいけない。悪いことはしていないから。自分だけで背負っちゃだめ』といわれました。そこでやっと安心できましたが・・・

休み明け、その相手からメールがあり、『あなたの気分を（気分というのも引っかかる）害したのは悪いが、人格を否定されたと思っています。』。は？謝っていない。しらふでも同じなんだ。これが決定打で、しばらくその人とは距離を置くことに。

その後も何度かそういう話はしましたが、『わかりました』はなかったです。何も言わない。納得していないんですよね。

その後もずっと見てきましたが、謝ることが出来ないんだとわかりました。だから人に教わることも出来ない、人に感謝も出来ない。頼まれた仕事を単に忘れていた程度のことも謝れなかったです。だから、結局仕事も覚えられない。普段も周りの人の話に加わらないので、ぽつんとしていました。あと自己流が好きなのか、私たちが作った資料などコピーとって勉強するってことも見受けられませんでした。本も読んでなかったです。何していたんだろ。

そういうことなので、仕事も自分完結で、失敗することもありました。何度かあったのですが、締め切りぎりぎりや、問題が起こった後も隠していて、いよいよというときに暴露することがありました。結局自分のミスを知られるのがイヤなんですよね。

もうほとほといやになったし、１０月からは５０歳くらいの先輩が主に面倒をみるように決まったので、私は必要なときだけ面倒をみました。

そして、私の仕事最終日。周りの人が一声かけてくれている中、その人は『お世話になりました』もなく帰って行きました。指折り数えていただろうに、この日を。

それで、私の方もこの相手はどうしようもないなと本当に割り切れました。この先、この人は切ろうと。

それが、昨日、会社のイベントの講演会に行きました。そうしたら、本当に私が帰るところを追いかけてきて、『○○です（名前、２回連呼^^;）。金曜すみません・・・お世話に・・・』、私『もういいから！！（聞きたくもない。職場の誰かが注意したんですよね。自己満足だろう。しかも今日の最後にこいつかよ）』。

うちに帰って気づきました。いつものあれなんですよ。最後の最後になってなんかやるっていう。

私に悪いと思っていれば、いくらでも捕まえて話せる時間はありました。普通、誰かに注意されて『あぁ、火曜に来たときにお礼言おう』と思えば、気になってしょうがないですよね。それが、私が帰る最後を捕まえて言ってきた。お小言も言えないし、自分は謝ったという（その台詞を言っただけですが）満足感。戦法ですよ。ぎりぎりで言われると動転して十分に切り返せないんですよね。後で気づいて悔しかったです。

ほんと、できれば関わりたくない人間でした。自分から変わらないと、彼は伸びないでしょう。人からも大切にされませんよ。