2010/01/30
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あ、と思ったときにはもう手遅れだった

君が君で 僕が僕ではなくなってしまう瞬間だった

我に返ったのは、世界がぐらりと揺れ始めてもうどのぐらいかたった頃で

パチパチと耳元で鳴る 大好きなメロンソーダの泡の音と

ツーツー と 面白いくらいに鳴りやまない電子音が頭の中を駆けめぐって

全身が耳になってしまったかのようだった

いや、事実、そうだった

もしもそれが 夢だったなら、どんなに良かっただろう

そう、僕は思っていた






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Last updated  2010/01/31 03:41:33 AM
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