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2013.03.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ホワイトディーが間近だ。

日本全国見渡しても
バレンタインチョコのお返しが
習慣的に板についてきた感がある。




(先月のこと
付き合っている彼女のバースディープレゼントにと
自分の少ない小遣いを駆使して
クリスマスプレゼントとは、また一味違った
使いやすい小型バックを贈った少年がいた。



少年の母親のところへ
彼女の母親から
御礼のメッセージが入ったようだ。


この2人
女性同士(母親同士)で
親しい間柄(女友達)であるらしい。



いずれにせよ
今のティーンエイジャー達は皆
所謂お坊ちゃんお嬢ちゃん育ちで
各家庭で大切に
執り扱われているようである。)





少し年齢を上に転じてみると
人生の伴侶を見つけたいと考える
結婚を意識した青年期の紳士淑女達が
この時期
ホワイトディーのお返しに




奇しくも時は3月弥生。


3月弥生は
別れと新たな旅立ちとが合わさった
複雑微妙な時節でもあるようである。







入社5年目を迎えた翔は
同期入社の智と2人
先ほどから男同士で仲良く
気さくに親しく
何やら話し込んでいた。



両名とも
会社の先輩から
結婚も人生のノルマだと聞かされ
気が重いようであった。






「…んなこと言われてたってねぇ~
相手あってのことなんだし~
先輩も無理なこと
簡単に言うよなぁ。」


翔が小さく呟いた。


「だよな~。
早く身を固めて子供を作れなんて
そんな無茶難題を
そう簡単にサラリと言われても
ちょっと困るよな~。
先輩には日々感謝してるけれど
人のことだと思って
そう軽々しく言って欲しくないよね。
ホント迷惑千万だよ。」


智も
そうした翔の言葉に
大きく頷いたようである。


「ノルマってのは
仕事だけで充分だもん。」


「ホントそうだよな。
昔のことはいざ知らず
今の女の子に
先輩だって付き合ったら
正直ウンザリするところ
多分にあると思うよ。
言うなればもうこれは
結婚以前の話だと思う。」


その言葉を聞いて
翔は同感に思い
身を乗り出した。


「そうだよな。
付き合おうとしても
途中で嫌になっちゃうもんね。」


「わかる、わかる。
甘いって言われるかもしれないけど
お前オトコかよって言いたくなるような子
実際いるからね。」


「いるよなぁ。
そう言うのに限って
我侭で
男を立てないし~。」


「そうだよな~。
あの類は
凛々しさとは随分掛け離れた
異質な感じだから。」


「そうだよな。
確かに質が違うわ。」


「自分が出来るところは
主張して目立っても構わないけれど
後はさり気なくあって欲しいなぁ。
男は家庭に安らぎが欲しいし
家に帰ってからも
言い争いなんかしたくないよ。」



翔はそれを聞いて
もっともだと苦笑し
急に笑い出した。


「せんだっても実はいたの。
そう言うタイプ。」


「どう言うタイプ?」


「こう言うタイプ!
あたし
今まで一生懸命勉強して
自分が就きたい職業に
やっと就職したもんだから
子供は欲しいけど
折角就くことが出来た職業は
絶対手放せないし
旦那になる人には
自分の職の大変さを充分知ってくれて理解し
積極的に応援してくれる人じゃないと困る
って言うタイプの子。」


「そんなのばっかだよな。」


智は
軽く溜息を吐いて下を向いた。



翔は
更に続けて言った。


「だから俺
その子に言ってやったの。」


「何て?」


「俺はね。
女の子に
あなたの子供だから産みたいの!
みたいな可愛いタイプを
無意識に求めちゃうし
そう言う感じの楚々とした子が
何か昔から好みだなぁって。」


「言ってくれたね。
まぁ当然だろ。」


「結婚がノルマって言うのも
在る意味わかるけど

ノルマって言葉がヤなのは
何かどうも純愛の有無が
問われてる気がするからだと思う。」


「職業最優先で伴侶選択なんて
何かゲンナリだもんな。

そう言われて
その子
何か言った?」


「もっともだと思ったのか黙ってた。」


「今、多いよね。
そう言うタイプ。
でもさ。
俺が遭遇した子よりマシだと思う。」


智は
思い出したくないと言うような素振りで
次の話を切り出した。



「どう言うタイプ?」


翔のほうも
興味深く聞き返した。



「要するに何て言うか
今どきのオンナ光源氏って言うような
凄腕タイプの子。」


「ああ、いるよねぇ。
そう言うタイプ。」


「だろ~?
過去の付き合いを
ただ自慢したいだけじゃなく
付き合ってきた彼氏達に
いい思いをいだいていないのか
よくはわからないんだけれど
ともかく
男に多くを期待しない
自分は自由に生きたい
って言うタイプの子。
よく言えば
恋を重ね
謳歌しようとするタイプかな。」


「何が謳歌だ!
ただ心が淋しくて貧しいだけじゃない。
そう言うのに限って
物凄く甘え上手で
オマケに我侭で
男を片っ端から切って棄ててるんだろ?」



智は笑いながら
それに応じた。


「かもしれないな。
内心いろいろと自慢したいタイプなんだから。
自称オンナ光源氏なんだしね。
契っては投げ、契っては投げ!なんだろうよ。」


苦笑する智を尻目に
翔のほうは
やってやれないよ!と言った
やり切れない風情であった。


「ヤだね。
そう言うタイプの子。
何か公衆トイレみたいでさ。
清潔感から程遠い感じがするもん。
今思い出したんだけれど
そう言うタイプに俺、昔
言ってやったことあったわ。」


「へぇ、初耳。
何て言ったの?」


「メンタルに美しさを感じ
1つ1つの思い出を大切に出来る人がいいなぁ
俺は好きだなぁ!って。」


「思い出を大事に。
そりゃそうさ。
それで?」


「反応は同じ。
黙って聴いてたよ。」


「へぇ。
今どきの子にしては珍しいな。
そう言うタイプの子に限って
反論することが多いのにね。」


智は首を傾げた。


翔は顎に手をやりながら
ちょっと
遠い目をしたようであった。


「ともかくノルマが多い世の中
男は体力勝負だろうが?」


「そりゃそうさ。」


「だらしないカラダつきじゃ
生活まで締まりなく
ダラしなく見えちゃうし
それに何と言っても不健康っぽい。」


「そりゃそうだな。」


「ね。
一緒にジムに通わない?」


「いいねぇ。
連れがいると思うと心強いし
楽しいし長続きしそうだ。」


「じゃ決まり。
やろう、やろう。」




厳しい仕事をこなしてゆく上にも
男はまず体力作りが大切と考える
今の2人であるようである。







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Last updated  2013.03.09 15:39:07
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